センニンソウ・4～御嶽神社下

　キンポウゲ科センニンソウ属の「センニンソウ（仙人草）」。“草”の名が付くがつる性落葉木本に分類されている。昨年9月に中山地区の白山神社下公園付近で群生を見ていたので、果実を楽しみにしていたら草刈りで一掃されてしまった。センニンソウはこの界隈ではあちこちで見られるが、草刈りに遭うような場所に生育していることが多い。一昨年この少し先の道路脇フェンスに絡んでいた大株も昨年秋には全く姿が消えていた。写真は殿ヶ谷戸から御嶽神社に向かう道端で見つけたもので、綿毛が辛うじて残っていた。

ネナシカズラ・6～伸長

　発芽して数日後の「ネナシカズラ（根無蔓）」。ヒルガオ科ネナシカズラ属の寄生植物で、芽の長さは4～5センチに伸びた。ここは植木鉢の中なので宿主はいないが、横に庭の雑草を少し移植してみた。果たして宿主となるだろうか。