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ツルウメモドキ・5~鑓水小山緑地

 鑓水小山緑地休憩所付近の交差点脇で見つけた「ツルウメモドキ(蔓梅擬)」。ニシキギ科ツルウメモドキ属のつる性落葉木本で、写真は黄色の外皮が弾ける前の状態。これが弾けると中から朱色の仮種皮に包まれた種子が出てくる。この界隈では去年まで、松木公園付近、殿ヶ谷戸交差点付近、小山内裏公園林縁に雌株が生育しているのを確認していたが、今年はそれらの姿が見えず、おそらくすべて刈られてしまったようだ。もう1ヶ所は“よこやまの道”のクヌギに絡んでいるものを見ているが、それは枝が高過ぎて間近で観察できず根元に落ちた果実を見るだけ。この日、小山内裏公園から鑓水小山緑地をランニング中にこの果実を見つけて大喜び。これでまた観察できる場所を確保できた。
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センボンヤリ・6~総苞

 キク科センボンヤリ属の「センボンヤリ(千本槍)」。綿毛の果実がすべて飛び散り、そのあとに直径2~2.5センチの総苞が残っていた。センボンヤリは日当たりの良い草地などに生育し、春は舌状花と筒状花の両方を持つ開放花になり、秋は筒状花だけの閉鎖花になる。これは高尾山頂付近のもの。
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