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奮闘記・16~36th神宮外苑ユニファイドラン

 今日は第36回神宮外苑ユニファイドランの日。“ユニファイドスポーツ(Unified Sports)”とは障がい者と健常者がスポーツを通じてお互いに相手の個性を理解し支え合う関係を築いていく取組で、マラソンのほかサッカーなどにも拡がりつつある。この大会は従来は旧国立競技場をスタート・ゴールとしており、私は7年前に生まれて初めて国立競技場のトラック立つことができた。しかし今まさに新国立競技場が建設中であり、今日は神宮球場をスタート・ゴールとして、神宮外苑のイチョウ並木や絵画館前を4周する10キロコース。新国立競技場が完成すれば、スタート・ゴールが新国立競技場になるかも知れないので、楽しみではある。
 今日の結果は52分36秒で1キロ当たりは5分16秒。1キロ毎のラップは5分42秒、5分18秒、5分9秒、5分13秒、5分5秒、5分4秒、5分19秒、5分4秒、5分20秒、5分22秒で、スタート時は大混雑で遅れたが、中盤は頑張り後半はやや疲れた。写真は絵画館前から新国立競技場に向かう道だが、4年前の国立競技場の風景と全く変わってしまった。まだ右に大きなクレーンが見えるが、昨年はもっと林立していた。 
 さて日経新聞に時々“ランナーのホンネ”というコラムが掲載されている。先日掲載された吉田誠一氏のコラムがとても共感できたので、少し長くなるがここに紹介しておこう。
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 ランニングの本来の楽しさは時間を気にせず、自分のペースでいけるところまでふわふわと行ってしまう浮遊感にあると思う。どこまで行くのかを定めずに走っていると、日常から切り離されたかのような気持ち良さを味わえる。しかし大会に出始めると、記録を狙いタイムに縛られ、浮遊感を味わうどころではなくなる。そこにランニングという娯楽がはらむ“矛盾”がある。“時間”というヤツが曲者(くせもの)なのだ。(中略)
 時間の制約の無い休日に、例えば川沿いを『あの橋まで行ってみよう』『あの橋の向こうには何が見えるのだろう』『次はあの水門を目指してみるか』という具合に、自由に歩を進めていくと、気持ちがふくよかになってくる。(中略)
 気付かぬうちに、曲者である時間とおさらばできているというのが、究極のランニングの楽しみなのかも知れない。
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 ふだんの私のランニングは、まさにこんなふうに『行けるところまで走ってみよう』『あの坂の向こうはどんな花が樹があるだろう』『この林の中には見たことが無い花が咲いているかも知れない』という感覚だが、やはりレースとなると曲者の時間に束縛される。まあこれはこれで楽しい。
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モミジバフウ・3~殻

 都立松が谷高校付近の遊歩道で見られる「モミジバフウ(紅葉葉楓)」。マンサク科フウ属の落葉高木で、果実は種子をすべて出して殻だけがぶら下がっていた。モミジバフウは高木になり果実は高い枝に付くことが多いが、ここでは目の高さで見ることができた。
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