ノイバラ・1~白花

 首都大学で見つけた白い花。最近ウツギの仲間に多く出会っているので、ウツギの名のついたセイヨウバイカウツギだと思っていたがどうも違うようだ。シロヤマブキでもなく結論はバラ科バラ属の「ノイバラ(野茨)」のようだ。葉がもっと艶があるのがテリハノイバラだがこれはノイバラでよさそう。秋には赤い実をつける。
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ハナミズキ・1~花の苦労

 この郊外のニュータウンには「ハナミズキ(花水木)」が多い。この魅力的な樹を自分の庭に欲しくて4年前に苗木を衝動買い。ところが植えたあと2年は花が3つしか咲かず、花芽をたくさんつけた鉢植えを追加で衝動買い。狭い庭で地植えと鉢植えの2本のハナミズキが競い合うことになってしまった。
 鉢植えのほうは順調だが、地植えのほうは相変わらず花3つ。 『花が咲かないなら、鉢植えの樹と交替させるぞ。』 と、ひそかに計画し実行寸前まで来ていた。ところが一昨年の秋、今までよりも紅葉の色合いが良くなって気がつくと枝にはたくさんの花芽。樹が落ちついたようで、ようやく翌年の春に、待ちに待った満開の姿となった。幹はまだ細く街路樹の花数には及ばないが、今年もまた楽しませてくれている。
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ハンカチノキ・1~名前

 上柚木3丁目の公団マンションで見つけた樹。ハンカチのようなものをヒラヒラさせていた。この樹には “シナノキ” のプレートがついている。“シナノキは白い苞が特徴だ” という図鑑の説明とこのプレートで、白いヒラヒラがシナノキの苞だと理解していた。実はこれが大間違い。第一印象で 『ハンカチのようだ。』 と思った通り、これは正真正銘の「ハンカチノキ」。写真では見にくいが “シナノキ” のプレートがあり、枝にはハンカチがたくさんぶら下がっている。人騒がせなプレート。この道を通る人達は、これをシナノキと思い込んでいるはず。ちなみにハンカチノキはヌマミズキ科またはハンカチノキ科(ダビディア科)で、シナノキはシナノキ科シナノキ属。
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