マメ科 ダイズ属 ツルマメ
本州から四国、九州に分布する1年草、つる性で日当たりのよい林の縁や草地で見られます。
つるは近くの雑木や草にからみつき、2メートルから4メートルほどのびます。
葉は互生、長い葉柄をもち、小葉3枚の複葉です。
小葉はひし形に近い卵型、縁はなめらかで、裏表には細かい毛があります。
つるの途中から房状に数個の花が咲きます。
花はマメ科の蝶型花で、旗弁はうすい紅紫色から紫色。
白色の竜骨弁を白色の翼弁がおおっていて、竜骨弁の中には雄しべ10本と雌しべがあります。
花が終わると大豆ににた莢ができ、種子が2から4個入っています。
ツルマメは縄文時代から栽培して食べられていたそうで、品種改良して「ダイズ」ができたそうです。
名前は、自立するダイズに対してつる状になるため「ツルマメ」とよばれるそうです。