アブラナ科 タネツケバナ属 ミチタネツケバナ
ヨーロッパからアジア原産の越年草、30年ほど前に東北地方で確認され現在では関東地方にも広がっています。
道路わきや公園などで見られます。
株から多数の葉柄をだし多数の葉が付きます。葉は10枚前後の小葉が付く羽状複葉。
小葉は円形から台形、花茎につく葉は小さくて、小葉が細長く切れ込みがあるものもあります。
花弁は白色で4枚、雄しべは4本が多く、6本もあります。
花のあとは莢状の果実となり、茎の先には花がさき菜の花のように伸びてゆきます。
果実は上を向き、広がらないのが特徴です。
よくにた在来種の「タネツケバナ」が湿った水田近くで見られますが、乾いた道の方で見られるので「ミチタネツケバナ」と呼ばれるそうです。