日記

Hajime

季節

2007年07月30日 | Weblog

ビートは鼓動のように広がり
ベースは骨肉のように自由に動く
ギターとピアノは隅々まで流れ、行き届く赤い血
そのど真ん中には音に共鳴する歌


波紋の広がりと視界を越えたその先のイメージ



いっせいに噴出
広がっては噴き出して
噴き出してはどこまでも広がる



想像の遥か向こうまで

音の調和は続く


何を得ても何も満足できないのは
とっくに失ったからだ




そうだとしても
またあの懐かしい匂いがしたなら
私はいつだって白い雲が季節を運んでくるようなあの世界の広がりを自由に感じることができる





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (どんぴしゃ)
2007-07-30 02:14:36
目が覚めた。
この写真、目が覚めて胸にがつんときた。
言葉以上の何かでがつんときた。
返信する
Unknown (Unknown)
2007-07-30 21:07:08
頭で感じるんじゃなくて、体と流れるこの血で感じとれるものたち。
ああ。この瞬間のために生きているんだというとき。
まだ乾ききったわけじゃないよ。すべてを失ったわけじゃない。
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