ドコモ通信障害、172万台影響か 関東甲信越の契約(朝日新聞) - goo ニュース
えーと、6日のドコモの通信障害。何らかの原因で回線が混み合った状態になっており、関東甲信越地域の一部の携帯電話がつながりにくい状態となっていた。徐々に回復してきたとはいえ、故障原因がはっきりしていないというのが不気味な話である。それでなくても震災などがあり、市民に不安が広がっているというのに。
自分はauだが、ドコモでこういうことが起こると、ちょっとびびってしまう。つながって当り前なので。NTTはやはり頼れる存在であってほしい。そういう思いからだ。
仮にソフトバンクで通信障害が起こったら、しょうがないなと思う。大目に見ているわけではない。個人的に見放している傾向がある。もともと自分が最初に携帯電話を持ったのは「J-PHONE」だった。それから「vodafone」に変わり、自分は「ソフトバンク」になる前にKDDIに変えた。
そうしたら、ソフトバンクでiPhoneだのiPadが使えるようになり、ソフトバンクの魅力は増した。
まぁそのへんはまたの機会に書こうと思うが。
今回のドコモの通信障害である。あまり普段、携帯電話に頼らない自分でさえ、携帯電話がつながらなくて困った位だから、これによる経済活動や市民生活への影響は計り知れないものだろう。
で、ドコモの公式サイトでは、この通信障害の原因について、「ドコモの通信設備の故障による輻輳」だという。
「輻輳(ふくそう)」。ずいぶん難しい言葉を使うものだ。
要するに、ものが一か所に集中して混雑している状態のことだ。通信分野では、俗に言う「回線がパンクする」状態に近いんだろう。
ただ、その「輻輳」の原因が何なのか。大地震が起きたり、正月のカウントダウンの時などに通信障害や通信制限が起きたりするが、今回の原因は何なのか、それがはっきりしていないというのが一般市民にとっては不気味なんだ。
まぁそんなことはおいといて、「ハノン」の話だ。
ハノンとは言わずと知れた、ピアノの練習曲だ。それも、退屈なことで有名な。
「全訳ハノンピアノ教本」のまえがきにもあるとおり、この指の基礎訓練はピアノを学ぶ人が、ぜひやらなければいけないことであって、左右10本の指を自在に使えるようにすれば、難しい曲もたやすく弾けるようになる、という考えにもとずいています。
ただ、この無味乾燥な練習曲をまだピアノを習いたての子どもにやらせるのは酷なことで、そのせいでピアノ嫌い、あるいはピアノの練習嫌いになってしまうこともよくあることです。
一方で、この「ハノン」の練習による効果がわかるようになってくるとピアノも面白くなり、ピアニストとして1つ階段を登ることにもなります。
とにかくハノンは指の動きを徹底的に訓練します。特に、初心者の弱点となる薬指、小指の動きや、左手の動きを繰り返しの動きのなかで鍛えていきます。
曲集の1~38までは、同じような流れで進んでいきます。39番からは、スケールや半音階、アルペジオ、トリルなどの練習になります。
ここでいくつかの動画を紹介します。
virtuoso(ビルトゥオーソ)とはこういう人のことを言うのでしょう。
Lola Astanova plays Chopin's Fantasie Impromptu
たまに、ものすごく上手い演奏を見せる子供に驚嘆することがあるけれども、小林愛実ちゃんもその一人。
小林愛実「ショパン:エチュード作品10-4」
この人の動画にも、さりげなくハノンの教本が。
Chrono Trigger - Corridors of Time on Piano
さて、「ハノン」とはそもそもこの練習曲集をつくった「HANON先生」にちなむわけで、wikipediaで調べても、「ハノン」は出てこずにシャルル=ルイ・アノンがでてくるだけです。
そして、この「ハノン」という練習曲は、もともと「60の練習曲によるヴィルトゥオーソ・ピアニスト」なる名前のようです。
なるほど、これは確かに指の練習には最適の練習曲なのですが、そもそもピアニストの養成のための練習曲なのでしょう。そう考えれば、ピアノを習いたての子どもにやらせても、拒否反応を示されてしまうのは当然のような気もしてきます。
ただ、趣味程度にピアノをやってきて、ある種の壁にぶつかった時、このハノン先生の練習曲は絶大な効果をもたらします。
繰り返しますが、指の練習はピアニストとしての階段を登るためには、避けて通れません。
そのための練習曲が、「ハノン」なのです。
もちろん、普通の曲を練習しながらでも、指の練習にはなります。「ハノン」のすごいところは、指の動きを短時間で徹底的に、効果的に鍛えるところにあります。
ですから例えば、指の動きの基礎ができていれば、どのような曲にも対応できるようになりますし、そうすればピアノをもっと楽しめるようになります。「ハノン」はそのための、「退屈な」練習なのです。
言うなれば、リストや、ショパンや、ラヴェルなどの曲に挑戦するために、「ハノン」が存在します。
逆に、ピアニストになるつもりのない子どもに、「ハノン」をやらせてはいけません。
えーと、6日のドコモの通信障害。何らかの原因で回線が混み合った状態になっており、関東甲信越地域の一部の携帯電話がつながりにくい状態となっていた。徐々に回復してきたとはいえ、故障原因がはっきりしていないというのが不気味な話である。それでなくても震災などがあり、市民に不安が広がっているというのに。
自分はauだが、ドコモでこういうことが起こると、ちょっとびびってしまう。つながって当り前なので。NTTはやはり頼れる存在であってほしい。そういう思いからだ。
仮にソフトバンクで通信障害が起こったら、しょうがないなと思う。大目に見ているわけではない。個人的に見放している傾向がある。もともと自分が最初に携帯電話を持ったのは「J-PHONE」だった。それから「vodafone」に変わり、自分は「ソフトバンク」になる前にKDDIに変えた。
そうしたら、ソフトバンクでiPhoneだのiPadが使えるようになり、ソフトバンクの魅力は増した。
まぁそのへんはまたの機会に書こうと思うが。
今回のドコモの通信障害である。あまり普段、携帯電話に頼らない自分でさえ、携帯電話がつながらなくて困った位だから、これによる経済活動や市民生活への影響は計り知れないものだろう。
で、ドコモの公式サイトでは、この通信障害の原因について、「ドコモの通信設備の故障による輻輳」だという。
「輻輳(ふくそう)」。ずいぶん難しい言葉を使うものだ。
要するに、ものが一か所に集中して混雑している状態のことだ。通信分野では、俗に言う「回線がパンクする」状態に近いんだろう。
ただ、その「輻輳」の原因が何なのか。大地震が起きたり、正月のカウントダウンの時などに通信障害や通信制限が起きたりするが、今回の原因は何なのか、それがはっきりしていないというのが一般市民にとっては不気味なんだ。
まぁそんなことはおいといて、「ハノン」の話だ。
ハノンとは言わずと知れた、ピアノの練習曲だ。それも、退屈なことで有名な。
「全訳ハノンピアノ教本」のまえがきにもあるとおり、この指の基礎訓練はピアノを学ぶ人が、ぜひやらなければいけないことであって、左右10本の指を自在に使えるようにすれば、難しい曲もたやすく弾けるようになる、という考えにもとずいています。
ただ、この無味乾燥な練習曲をまだピアノを習いたての子どもにやらせるのは酷なことで、そのせいでピアノ嫌い、あるいはピアノの練習嫌いになってしまうこともよくあることです。
一方で、この「ハノン」の練習による効果がわかるようになってくるとピアノも面白くなり、ピアニストとして1つ階段を登ることにもなります。
とにかくハノンは指の動きを徹底的に訓練します。特に、初心者の弱点となる薬指、小指の動きや、左手の動きを繰り返しの動きのなかで鍛えていきます。
曲集の1~38までは、同じような流れで進んでいきます。39番からは、スケールや半音階、アルペジオ、トリルなどの練習になります。
ここでいくつかの動画を紹介します。
virtuoso(ビルトゥオーソ)とはこういう人のことを言うのでしょう。
Lola Astanova plays Chopin's Fantasie Impromptu
たまに、ものすごく上手い演奏を見せる子供に驚嘆することがあるけれども、小林愛実ちゃんもその一人。
小林愛実「ショパン:エチュード作品10-4」
この人の動画にも、さりげなくハノンの教本が。
Chrono Trigger - Corridors of Time on Piano
さて、「ハノン」とはそもそもこの練習曲集をつくった「HANON先生」にちなむわけで、wikipediaで調べても、「ハノン」は出てこずにシャルル=ルイ・アノンがでてくるだけです。
そして、この「ハノン」という練習曲は、もともと「60の練習曲によるヴィルトゥオーソ・ピアニスト」なる名前のようです。
なるほど、これは確かに指の練習には最適の練習曲なのですが、そもそもピアニストの養成のための練習曲なのでしょう。そう考えれば、ピアノを習いたての子どもにやらせても、拒否反応を示されてしまうのは当然のような気もしてきます。
ただ、趣味程度にピアノをやってきて、ある種の壁にぶつかった時、このハノン先生の練習曲は絶大な効果をもたらします。
繰り返しますが、指の練習はピアニストとしての階段を登るためには、避けて通れません。
そのための練習曲が、「ハノン」なのです。
もちろん、普通の曲を練習しながらでも、指の練習にはなります。「ハノン」のすごいところは、指の動きを短時間で徹底的に、効果的に鍛えるところにあります。
ですから例えば、指の動きの基礎ができていれば、どのような曲にも対応できるようになりますし、そうすればピアノをもっと楽しめるようになります。「ハノン」はそのための、「退屈な」練習なのです。
言うなれば、リストや、ショパンや、ラヴェルなどの曲に挑戦するために、「ハノン」が存在します。
逆に、ピアニストになるつもりのない子どもに、「ハノン」をやらせてはいけません。