プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

ピクトリアリスム

2007-02-17 16:53:35 | 美術・カメラ
美術界で印象派の流れがあったころ、写真の世界では、「ピクトリアリスム」という流れが起こっていた。

今まで書いてきたように、印象主義の画家たちは、ルネサンス以降の写実主義(リアリスム)から離れ、独特のタッチで光と色彩を表現し、見る人の印象に訴える作品づくりをしてきたわけであるが、一方で、そのころ発展段階にあった写真の世界では、「芸術写真」というものの追求のなかで、「ピクトリアリスム」という、いわば絵画への歩み寄りがあったわけである。

尚、ピクトリアリスムについては、過去の記事で触れているので、とりあえずそちらを参照のこと。