オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

WaveGeneの最適ゲイン

2018-12-16 09:37:25 | 評価ソフト
 WaveGeneをゲイン0dbで使っていると高調波が出ると言うことが、”戯れ言葉 音響測定”と言うブログの”MyAudioの音響測定 Part2-1 MyPCのライン入力” というページで示されていた。そう言えば、WaveGeneのゲインはデフォルトの0dbでずーと使っているが高調波はちゃんと確認していないので今回確認してみました。

 ■1)”MyAudioの音響測定 Part2-1 MyPCのライン入力”のデータ
 PCは、DELL DIMENSION 8400 でライン入力時に1KHzを出して、2KHzが-60db位出ていました。10次でも若干下がるがー60db弱あります。

 ■2)”MyAudioの音響測定 Part2-2 MyPCのマイク入力” のデータ
 PCは、DELL DIMENSION 5400です。マイク入力では、残念ながらWaveGeneをゲイン0dbで使っているのではなく-20dbで使っているデータです。これでは、入力に1KHzを出して、2KHzがー85db、3KHzがー80db、4KHzは、-90db、5KHzが-76db、6KHzは-90dbです。WaveGeneをゲイン-60dbで使っているデータもありますが、これはー20dbより悪いのでゲイン不足のようです。

 ■3)レッツノートCF-S10の測定データ
 私のPCはレッツノートのCF-S10です。WaveGeneでゲイン0dbでのマイク入力のループバックのデータは、

 ①が高調波を調べたもので、緑線が1KHzの瞬時波で赤線がサイン波を1回スイープした時のピークホールドです。赤線のピークホールドは高域が低下しています。上記ブログのように高調波は①の赤○で囲んだ領域では出ていないのでクリップはしていないようです。しかし上記ブログでは、1KHzのダイナミックレンジが100dbあるのですが、当方のデータでは80db位しかないのでダイナミックレンジは低いですが高調波は出ていないようです。
 また、サイン波で高域低下があったので、②でピンクノイズでも見てみましたが、やはり高域低下がありますがこれはピンクノイズの定義でも高域になるのに従って単調低下ですので、ほぼ沿っています。③はホワイトノイズですが、これは赤線のピークホールドで見ると、白色ノイズの定義どおりパワースペクトルの強度が広い周波数範囲で一定=コンスタントで、④の10HzのインパルスのFFTでもコンスタントですのでリニアリティは保っていると思います。ホワイトノイズで高域がヘタっていないので、PCのサウンドボードのアンプのゲインはWaveGeneのゲイン0dbでもコンスタントです。

 WaveGeneのゲイン0dbのデータは、当方はマイク入力で上記ブログはライン入力ですし、上記ブログのマイク入力は-20dbとー60dbですので単純には比較できません。レッツノートCF-S10でライン入力があればいいのですが、見当たらないようです。
 
 【結論】
 WaveGeneをゲイン0dbでマイク入力で使っても高調波は見受けられない。

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