この前(3/16UP)の20波トーンバーストの周期&振幅過渡応答実験では、従来レシピー㉒ を使用しましたが、良く考えると今はタイムアライン時の波形確認結果から同軸を反転させたレシピー㉕ を使っているのでレシピーを間違えたことに気が付きました。今回はその結果を紹介します。またJBLのビンテージとの比較と言う意味で4331A(2231Aと2420)の1波トーンバーストの周期等も今後紹介します。
4/16青字追記 最近SonyのCDP-555ESJの調子が今一。1~2曲目のみスクラッチノイズのようなものが数回出る。どなたかSonyのCDPに詳しい人はいませんか?ということでPCオーディオに一時的にシフトしている。ネットワークオーディオとかは、よく判らないので、とりあえず、i-Podに音楽を入れるのに使っているi-tuneに溜まっているアルバムをPCのUSBポートからRDA560に入れて聴いている。読み込み設定はデフォルトのAACフォーマットだが普段聴きには十分かな。CD変えたりする手間が無いので楽チン。ちゃんと聴く時は、CDにする。
■1)R側 1.5KHz 逆相 20トーンバーストでの周期評価 オシロ波形
これは、
左はウーハー、中央は同軸ツイータ、右はウーハーと同軸ツイータを同時に鳴らした場合です。
上段は、横軸 1mS/Div,下段は 1.6mS/Divです。オシログラフの右上の32等はPCオシロのゲインです。
ウーハーは正相ですのでースタートで同軸も逆相なので青〇で示したようにースタートです。(微小な+波も最初にあるのですが)
中央の同軸ツイータは上段の青〇で囲んだ波で始まります。下段で見ると右側の赤〇を除いて20波あるので赤〇は付帯波で青〇含め20波あります。同相の場合は青〇を除いて20波あるのでそこが異なる。
右側のウーハーと同軸ツイータを同時に鳴らした場合の最初の波がほぼ続く2波目以降とほぼ同じ振幅になっています。これは前回の同相の場合と大きく違っており、位相も合って、タイムアライメントも合っていることを示しています。同相の場合は位相が反転しているのを無理にタイムアライメントしたので振幅が1波長目が低めになった。
下段の20波全てが見える1.6mS/Div.で逆相と同相を比較すると、
上段は今回の逆相で、下段が前回の同相です。
右側のグラフで、青〇で示した1波目は上段の逆相ではほぼ2波目以降と同じ振幅なのに対し、下段の同相では+-共に低い。
しかし赤〇で示した20波目以降の付帯波は、逆に上段の逆相の方が若干大きい。全てが良いと言う訳にはいきません。
■2)逆相 20トーンバーストでの周期評価 周期グラフ
上記オシロから周期を読み取って何サイクル目から周期(=1/周波数)が一定に落ち着くかを見ました。
前回の同相の場合とほぼ同じです。同相と並べて見ると、
ほぼ同じです。
周期(逆数で周波数)と言う観点では、1波目は過渡応答で2波目からは定常応答になるという所でしょうか。
■3)逆相 20トーンバーストでの周期評価 振幅グラフ
これは、
同相と比較すると、同相では2波目と20波目の+ピークが大きくなっていたのに対し、今回の逆相ではそれが無くフラットです。20波通しての両方鳴らした場合の振幅の均一性では逆相が明らかに勝る。
同相と並べて見ると、
20波通しての両方鳴らした場合(黄色線)の均一性は、逆相の場合12%、同相の場合は28%と逆相の方が良い。
4/16青字追記 最近SonyのCDP-555ESJの調子が今一。1~2曲目のみスクラッチノイズのようなものが数回出る。どなたかSonyのCDPに詳しい人はいませんか?ということでPCオーディオに一時的にシフトしている。ネットワークオーディオとかは、よく判らないので、とりあえず、i-Podに音楽を入れるのに使っているi-tuneに溜まっているアルバムをPCのUSBポートからRDA560に入れて聴いている。読み込み設定はデフォルトのAACフォーマットだが普段聴きには十分かな。CD変えたりする手間が無いので楽チン。ちゃんと聴く時は、CDにする。
■1)R側 1.5KHz 逆相 20トーンバーストでの周期評価 オシロ波形
これは、
左はウーハー、中央は同軸ツイータ、右はウーハーと同軸ツイータを同時に鳴らした場合です。
上段は、横軸 1mS/Div,下段は 1.6mS/Divです。オシログラフの右上の32等はPCオシロのゲインです。
ウーハーは正相ですのでースタートで同軸も逆相なので青〇で示したようにースタートです。(微小な+波も最初にあるのですが)
中央の同軸ツイータは上段の青〇で囲んだ波で始まります。下段で見ると右側の赤〇を除いて20波あるので赤〇は付帯波で青〇含め20波あります。同相の場合は青〇を除いて20波あるのでそこが異なる。
右側のウーハーと同軸ツイータを同時に鳴らした場合の最初の波がほぼ続く2波目以降とほぼ同じ振幅になっています。これは前回の同相の場合と大きく違っており、位相も合って、タイムアライメントも合っていることを示しています。同相の場合は位相が反転しているのを無理にタイムアライメントしたので振幅が1波長目が低めになった。
下段の20波全てが見える1.6mS/Div.で逆相と同相を比較すると、
上段は今回の逆相で、下段が前回の同相です。
右側のグラフで、青〇で示した1波目は上段の逆相ではほぼ2波目以降と同じ振幅なのに対し、下段の同相では+-共に低い。
しかし赤〇で示した20波目以降の付帯波は、逆に上段の逆相の方が若干大きい。全てが良いと言う訳にはいきません。
■2)逆相 20トーンバーストでの周期評価 周期グラフ
上記オシロから周期を読み取って何サイクル目から周期(=1/周波数)が一定に落ち着くかを見ました。
前回の同相の場合とほぼ同じです。同相と並べて見ると、
ほぼ同じです。
周期(逆数で周波数)と言う観点では、1波目は過渡応答で2波目からは定常応答になるという所でしょうか。
■3)逆相 20トーンバーストでの周期評価 振幅グラフ
これは、
同相と比較すると、同相では2波目と20波目の+ピークが大きくなっていたのに対し、今回の逆相ではそれが無くフラットです。20波通しての両方鳴らした場合の振幅の均一性では逆相が明らかに勝る。
同相と並べて見ると、
20波通しての両方鳴らした場合(黄色線)の均一性は、逆相の場合12%、同相の場合は28%と逆相の方が良い。
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