スタジオジブリ

2008-07-13 22:20:47 | Weblog
僕はスタジオジブリ作品が好きです。
ジブラーほどではありませんが好きです。
なにせ宮崎駿監督と誕生日が同じでもあります。

特に好きなのは隣のトトロとか、魔女の宅急便あたりです。
魔女の宅急便は当時ビデオで録画し、
計5、6回は見ました。
何が良いのか・・・よくわからなかったけど、
なんかとっても良かったので何度も見ました。
トトロも・・・よかったです。
音楽も良かったし、
日本の夏って感じも非常に良かったです。

トトロを初めて見たのも、魔女の宅急便を初めて見たのも、
どちらも公開からだいぶたった中学生の時でしたが、
とにかくいいな~と思った記憶があります。
まあ・・・でも僕としては魔女の宅急便あたりがピーク・・・
かもしれません。。。

ゲド戦記見ました・・・。

色んな意味で問題作とされている作品ですが、
一体どういう作品なのかな~と思いながら見ました。
ポイントとして、
「ゲド戦記は宮崎駿氏の息子さんが手がけた作品だ」
というものがあります。
つまり、宮崎作品では無い宮崎作品です(笑)

前半いまいち流れがわかりませんでしたが、
主人公がテルーに過去の話をしているシーンを見て、

「つまりゲド戦記は、偉大な父親を持ってしまったせいで非常につらい思いをしている息子、が父親に小さな抵抗をする話か」

と思いました。
物語の冒頭で主人公は父親(偉大な王)を殺しますが、
なるほど殺された王は宮崎駿を表しているのかと思いました。
ひどい言い方をしてしまえば
「お父さんどうかこれからは僕がちゃんとやっていくので死んでください」
ていうメッセージのように感じられました。
これはいかにも僕っぽい見方かもしれないけど・・・。

父親を超えたいなら、「ゲド戦記」みたいな
いかにも父親が作りそうな映画を作ってたらいけないと思います。
結局、父親の背中を追いかけているだけみたいに感じてしまいます。。。
まあ、真意はわかりませんが・・・。


で、
父親の宮崎駿氏からの回答とも言える映画がもうすぐ公開されます。
題名は「崖の上のポニョ」。
この映画では

「母と子の物語」

という言葉が謳われています。
「父と子」ではなく「母と子」であるあたりが、
なんとも父親からのメッセージであるように感じます。
「父親の背中を追うのはやめろ」的な・・・メッセージのような。
考えすぎですかね?(笑)


というわけで、
やっぱりもう何も確執が無かった頃のトトロとかがとても恋しいです。
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