天橋立から伊根に向かう道は、海岸線沿いが多く、ついつい視線は海へ。
磯やボートに乗った釣り人がたくさんおられる。
バイクを止めやすい所に止めて、しばし、磯でグレを狙っておられる釣り人を
観ていました。
その方は、すぐに当たりがあり、気持ちよく磯竿が弧を描きながら、グレを釣り上げておられました。
いやぁ~。自分もあんな風に釣りができたらなぁ~。と思い、伊根へと出発。
伊根に着くと「舟屋が見える公園 道の駅」で休憩。
まずは、トイレに入り、用を足していると、団体のおばさんの声が近づいてきた。
そして、何の躊躇もなく、男性トイレに入ってくる。
当然そこには、まだ排尿中の私がいるのだが、まったくお構いなしで、
次々と大便用トイレに入っていく。
そして、何の恥じらいもなく、オシッコをするのである。
恐ろしき、団体おばさん。
思わず、こちらの方が遠慮し、コソコソとトイレを出た次第。
それから、展望台に向かい、きれいな伊根湾の景色を眺める。
本当に、すがすがしい。
そして、売店も眺め、店外に出ると、なにやら妙なものが売られている。
それは、大きなタコの足。
いったん茹でてから、干したもので、酢の物などにするとのこと。
大きな吸盤は切り取り、から揚げにすると、これまた絶品とのこと。
しかし、周囲に人垣ができたが、誰も買わない。
どうやら、匂いがきつく、バスなどに持ち込むと迷惑なようであるためらしかった。
そのあと、海辺へと降りてきて、以前ちょくちょく来ていた、
今は無き釣り掘りのあった付近を懐かしく眺め、
よく利用していたトイレを見ても感慨深かった。
あの頃は、釣り堀に夢中になりかけたころで、本当にあちこち出かけたものである。
味のある舟屋を眺めながら、しばし過去を振り返っていた。
それから、ちょこちょこと停まりながら、景色を堪能していたところ、
道端にいくつかの穴を発見。
よく見ると、「防空壕の跡」と書かれている。
何とも、珍しいものが見られたものである。
しばらく中をのぞき込んだりして、昔の大変な時代を想像したのであった。
これで伊根のツーリングを終え、帰路につきました。
あ~、気持ちよかった。
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