小雨落ちる土曜日の昼下がり、ビジターセンター周辺にアトリの群れがやってきました・・・というより、アトリの群れに襲われそうな勢いでした。なにしろ1000羽近くの大群で、その群れが一斉に空へと飛び立つ瞬間は、あっけにとられるばかり。この時期ならではの一大パフォーマンスに、久しぶりにドキドキしました。ちなみに、「アトリ」の名の由来は「集まる鳥」なのだそうです。思い切った省略ですね。
画像は現在の田代池の様子です。いよいよ上高地に秋の彩りがやってまいりました。上高地の谷はカラマツをはじめとする黄葉が多く、歩けば金色の世界が広がります。そして見上げた山には、紅葉もチラホラ。タイミングが良ければ白く冠雪した穂高も楽しめちゃいます。
梓川のマガモたち、気付けば雄はすっかり衣替えしていました。これで遠くからでも雄雌の区別がつきやすくなります。しかし人慣れした状態は相変わらず・・・通りがかった人々は「これって本物?」「作り物みたい!」と、この完璧な姿をカメラにおさめてゆきました。