最近の上高地は、五時を過ぎると薄暗くなってきてしまい、日が暮れるのが早くなってしまいました。夕方、梓川の川原沿いを散歩をしていると、綺麗な夕焼けとその夕焼けに染まった鱗雲、そして赤く染まる穂高連峰と明神岳の姿も見ることができます。雲が一つもない空より鱗雲の空はとても奇麗です!!上高地は寒くなって来ましたが、暖かい格好をして夕方の上高地の散策も楽しいものです。
写真は10月10日の涸沢です。標高2300m付近では、ナナカマドがこのように見事に色付きます。最近では各山小屋のホームページが充実し、紅葉の進み具合もパソコンの前で知ることができるようになったので、その情報をもとにいそいそと出かけたら大当たりでした。登山道沿いにはヒョウタンボクやテンナンショウの赤い実がかわいらしくたたずみ、本谷橋付近ではネズミをくわえて走ってゆく、まだ夏毛のおこじょに出会いました。