きょうを生きて living in a moment アドラムの洞窟

できることに集中すると美しさが生まれる。

その美しさを感じて息を吸おう。

一生は一瞬だから

2017-05-28 10:44:56 | 日記
スターフライヤーにのり


audioでポップスを選び



耳から一生は一瞬だからという


フレーズが流れ


音楽に合わせながら首を振った。


今回は珍しく通路側にすわった。



わたしの一生は何の一瞬を感じたらいいの?



とコーヒーを客室アテンダントが持ってきた。


一生は一瞬だから


首を縦に振り音楽に合わせながらミルクをいれたそのときだ。



一瞬にコーヒーカップが倒れ


熱いコーヒーが私のズボンの股のところに


かかった。


一瞬にして機内のわたしの人生が変わってしまった。



男の客室アテンダントがおしぼりを持ってきて


くれた。



女の客室アテンダントもきて


わたしは優しさをいっぱい感じながら


申し訳無い気持ちで脚コーヒーをふいた。



みると通路を挟んだ左には



3歳児が母親に抱かれていた。



わたしはこの3歳児となにもちがわないなぁ。




席に戻ろうとしたわたしはこんなものも有ります。




と携帯染み抜きをくれた。






急に得した気持ちになった。


そして懲りずにコーヒーをたのんだ。








みなさんも首を振っていたら



一生は一瞬だから



きをつけなされや。










91歳の朝食

2017-05-27 09:21:43 | 日記
母親の身体が驚くほど肉がなくなってしまった。



あさ 目がさめると



父親がまた朝食を作ってくれていた。




一昨日窓を開けて寝て具合がわるかったのに。




わたしに朝食を準備してくれた










わたしにとってどんなホテルの朝食にまさる。


父親にいわせると


研究の末


卵は4分茹でて


1分火を小さくする。


最後の4分火を止めた余熱に置くと


絶妙な黄身ができるらしい。






ところがすべての卵でそうならないことも


父親が気がついた。


なぜか?


父親がいうには卵はひとつひとつ大きさがちがう


そこが最後の仕上がりに影響する。



時間を図りすべてを押し込めようとしたのが


間違いだったのだ。







驚いたことにわたしが見たこともないドレッシングに挑戦しているではないか?














ピクルスは別の日に自分でつけているらしい。














このすべて


父親が愛情持って用意してくれた。



実に美味しい。


父親は手先が器用で昔から食べることに一手間の



工夫をしていた。


そうした姿勢が老化と認知を遅らせたのだと思う。



それに比べ



母親は料理を大雑把に作る傾向にあった。



91歳になり食へのふたりの態度が違いをつけているようだ。



このブログを読んでいるおばさんたちは


気をつけたらいい。


なにも考えないでザッパザッパと口にいれる


人生だとはやく老化が戸口に迎えてくれるだろう。



毎朝食べるための一工夫が必要



その追求を怠るときあなたは確実に


おばさんから婆さんになってしまうのだ。



ドーン!