井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

検察法案より種苗法

2020-05-18 08:51:37 | 国際・政治
検察庁長官の定年を国家公務員並みに引き上げる法案を巡って、なぜか大反対のツイッター等が出た。

検察庁に国会が口出しするとは何事だ、という主旨らしいが、それに同調した音楽仲間の先輩後輩友人達が何人もいたのが悲しい。(しかもそのツイッターは「仕組まれたもの」という検証が東大の先生によってされたというのに。)

率直に言って検察庁、その程度でコントロールできるようなヤワな組織ではないからだ。

私は20歳と1カ月、東京地方検察庁で事情聴取を受けたことがある。
実にエキサイティングな経験で、それを書いているとキリがないのでここでは省略するが、それ以来、検察庁って何?と、ずっと見続けていた。

それでわかったのは、ある人の表現を借りれば、米国CIAの出先機関であるということ。

特に「東京地検特捜部」が出てきた時は、米国の国益を損なう人物を逮捕することになっている。

しかも検察庁が捜査権も逮捕権もあり、極端に言えば、冤罪作り放題。

問題にすべきはそちらだろう。

もともと三権分立していない組織が検察庁なのだ。

聞くところによると、一番優秀な人は裁判官になり、なれなかった人は弁護士になる。
弁護士は検察官より高収入なので、なかなか優秀な人が検察官にならない危機があるとか。

で、時々裁判官と検察官が入れ替わる人事交流がある。
と、昔アマチュアビオリストで裁判官の人から聞いた。

その頃はバブル期だったので、何も問題に感じなかったが、今のこの時代、裁判官、検察官、弁護士がズブズブの関係で良いのか。

まあ、良い事も悪い事もあるだろう。
しかし、こちらの方が検察官の定年延長よりずっと考えるべき問題ではないだろうか。

定年延長問題だが、むしろ検察庁に口出す機関がある方がずっと民主的だと思う。
検察庁の独立性を際立たせると、ろくな事はないはずだ。

このあたりが、私の音楽仲間や、人気の「せやろがい」おじさんに全く伝わっていなさそうなのが残念である。

そして、それよりもずっと重要だと思う法案が通過してしまったことがずっと気になる。

「種苗法」である。

一説によると、日本の農家はモンサント社の種しか買えないようになるというのだ。
モンサント社の種は遺伝子組み換えで有名で、その農作物を食べ続けると子供ができなくなる予測もあるという。

一方、種苗法に関係するのは全体の一部でしかないから、そこまで心配しないで良いという説もある。

このあたり、かなり切実な問題だ。
みんな騒いでくれ!

遠隔教育

2020-05-17 00:24:27 | 大学
大学は遠隔教育になる、と数十年前にピーター・ドラッカーが言われた。

その準備を少しずつ進めていた大学もあったが、予算の少ない大学は何もしていない。

それが、この5月から一斉に遠隔教育を始めた。
正直言って、たった数週間で全大学が遠隔教育の準備ができるとは思っていなかったのでびっくり。

なんて他人事ではない。

連休明けたら、さあやってくれ、ソフトウェアは入れたから、と言われて面食らった。
私など2大学で非常勤講師もしており、そちらも一斉にきたから、3大学分突然遠隔教育が始まって、いやはや大変。

マニュアルは渡されるものの、そもそも遠隔教育で何ができるのかという説明がろくにない大学もあった。

おまけに各大学で違うシステムを導入している。ふーん、こういう方式もあるのか、と感心している場合ではないのだが、さりとて先に進み方もわからず、あちこちで立ち往生の日々だった。

でも10日くらい格闘すると、ようやく遠隔教育の基本が見えてきた気がする。

まあ、これで良いなら先生は不要だ。AIでできる。

それを見越して、文教予算を削っているのか?

一方、USAでは医療の次は教育、と言われているらしい。
有り体に言えば、今から儲かるのは教育産業、だそうだ。

マス教育はそろそろ終わり、人々は自分にぴったりの物を求めて教育を受ける時代になりつつある、ということだろう。

さしずめ学校の先生は数十年後に不要になる。今から予算削っとけ、ってことか。

時代の変わり目は大変だ。

暗い話題ですが……

2020-05-09 22:27:31 | 国際・政治
もうほとんどウイルス騒ぎは終わりかけかと思ったら、まだまだ、という話が二つ出てきた。

一つはアメリカ発。
私は、その中心人物を知らない。が、今回の武漢ウイルス騒ぎの黒幕はゲイツと睨んでいるので、恐らくこれは正しい見方だと思っている。
http://www.youtube.com/watch?v=TGFfJNU7fB0&feature=youtu.be
もう1つはロシア発。
今回、ロシアはどうしているのか、ちっとも話題にならないな、と思っていたら、実に物騒なことを言う人も出てきたようだ。

http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2030070.html?fbclid=IwAR38i14oKEA4sMW8XBu4TBFBQMsO-xaM9d6YwaezpJODFsH47_ovmfXnTco

New World Orderの一部である人口減少計画は、かなり前からある。
なので、シオニスト云々はさほど目新しくはない。恐らく、この期に及んでもまだ考えている、ということだろう。
まあ、オーバーシュートは嘘だ、というのは面白いが。

「人口減少は、そう簡単には実現しないだろう」とたかをくくって今日まで生きてきた。

それより、人口を減らすことより、人体の血液を管理しようという発想は恐ろしい。
ワクチンにICチップのような金属を混ぜて、それが排出しないようなものにしておけば、人口が多かろうが関係なくなる。

ということで、ワクチン絶対反対。

もう収束、終息していませんか?

2020-05-02 23:02:53 | 国際・政治
首相を始め、政府主要人物が予算委員会で国内感染者数を答えられなかった。これにはさすがにみんな大騒ぎ。

これと言うのも、緊急事態を1カ月伸ばすなんて言っているからだ。
なぜ?と誰しも思う。
アメリカのデータによると、感染率に相当する基本再生産係数とかいう数値は日本の場合0.3。
一人感染したら0.3人にうつす、すなわち感染者は減っていく方向にある、ということになる(これが正しければ)。

だから、緊急事態を延長するなら、それ相応の論拠を示してほしい!