いよいよ来週23日に発表が迫っている。
「第32回 九州・沖縄現代音楽祭~響・舞・鴻臚館(そなーれ・ばらーれ・こうろかん)」
その第2部で7人の作曲家が競作・合作したバレエ音楽である。
正確に表現すると6人が、それぞれの作品を持ち寄り、それとは別に4人の作品の構成要素を井財野が責任をもってまとめた、というようなかっこうになる。
冒頭部分の紹介ビデオができたので、まずはそれを紹介したい。
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初めての練習の際の録音なので、演奏は不完全だが、一定の雰囲気は感じていただけることと思う。
これはオープニングで、祝宴の準備をしているという設定。黒田会員作のテーマと拙作のテーマがからむ中、次に続く中村会長の作品「みむら節」の断片が顔を出す、という曲である。
次にもう一つ。主人公ミオが悲嘆にくれる場面。
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これは上野会員の原曲に井財野がオーケストレーションを施した。その関係で移調されているが、元々はイ短調で冒頭がBACH音になっている。
バッハゆかりの音型にも関わらず、素早く演奏すると東洋風のメリスマに聴こえるところが面白くて、ついに全編にちりばめてしまった。結果的に重要なモチーフになったのであった。(そんなことは専門家以外は知らなくても良いことですね。)
とにかく、興味関心のある方は、ぜひご来場いただきたい。
2012年11月23日 福岡市ももちパレス
お問い合わせは黒田(090-3736-7469)までお願いします。