井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

月が昇るのは太平洋側、日が沈むのは日本海側

2020-10-22 18:53:20 | 日記・エッセイ・コラム

「海は広いな 大きいな

月はのぼるし 日がしずむ」

月が昇るのを見ている人がいるのだろうか、とふと考えた。

新月では昇ったことがわからないから、わかるとしたら満月だ。
満月がじわじわと海面から姿を現すのを見たことがある人はいるのだろうか。

一般的に、結構上空に月が浮かんでいて、ああ今日は満月だな、とか、三日月だな、と思うのが大半なのではないかと思う。

一方、日が沈む光景は感動的で、これはわざわざでも見たいのが当然だろう。
しかし、海に日が沈むのを眺められるのは西海岸に限る。

日本であれば日本海側、ということになろう。(瀬戸内海に沈む夕陽を見ることができるのかどうかはわからない。)
それも海が北側に面している鳥取県等では、やはり見ることができない。

しかし、岬のように少しでも突きだしていたら、沈む夕陽を見ることはできる。

それができる都道府県は、
北海道、青森、秋田、山形、新潟、石川、福井、島根、山口、長崎、鹿児島、沖縄の12道県。

ひょっとしたら見える場所があるかもしれないのが、富山、京都、兵庫、鳥取、福岡、熊本の6府県。

この程度だ。月が昇って日が沈む、その両方を見られる海は、極めて限られた地域のはずだが、この歌を作った人は、そこをどう考えていたのだろうか。

ファンタグレープを飲む

2020-06-11 11:59:00 | 日記・エッセイ・コラム
ファンタを飲んだ。


もう何十年も飲んでいなかったが、小学生の頃は、結構飲んでいた。その後と違い、選択肢が少なめな高度経済成長時代だったから。

汽車に乗ると、条件反射的に何か飲みたくなる。しかし、私は今でも炭酸飲料が苦手だ。特にコカ・コーラは舌がチリチリ痛くて、みんながなぜあんなに平気で飲むのか、全く理解できない。

それで選ぶのがファンタグレープ。これも炭酸だから、なぜ?と思われるだろうが、汽車に乗ると炭酸飲料しかなかった時代だった。

いや、正確にはバヤリースとかあったけど、あれはあれで気持ち悪くなる飲み物。乗り物酔いもよくするので、バヤリースなど飲んだ次から吐いてしまうだろう。

なので、仕方なくファンタグレープだ。ファンタオレンジもあったのだが、オレンジジュースはありがたみが少ない。グレープジュースなんて、これでしか飲めなかった。

と言いながら、ファンタグレープはグレープジュースではない。
いや、現在のファンタグレープは果汁1%と書いてあるから、かろうじてジュースかな。
飲んでみると、心なしか果汁を感じる。昔のファンタグレープよりおいしい、ような気がする。

当時のファンタグレープは、堂々の無果汁❗️
それでも、グレープジュースというだけで高級な感じを持ったのである。

書きながら、まるで北朝鮮の子供の話を書いているのでは、と一瞬思った。
しかし、次の瞬間思い出したぞ「みかん水」

中学の国語の教科書に出てくる話だ。

「尋三の春」

妹に飲ませたい一心から、乏しい小遣いでみかん水を買って帰ったら、お父さんに「贅沢だ」とこっぴどく叱られ、でも妹は陰で申し訳なさそうにみかん水を飲む、という話。

非常にわびしい、やるせない物語。全国の中学生がジュースを見て「みかん水」と呟いたはずだ。

そして「今はコーラもファンタもある。ずっと豊かな世の中だ。」と当時の中学生は一斉に思っただろう。

でも本当のところはどうだろうか。
当時、果汁の入ったジュースはあまりなく、ちょっと後にHi-Cというのが出たけど果汁は半分も入っていなかったような記憶がある。

今のように、コンビニに行けば果汁100%がいくらでも買える訳ではなかった。
この5年後に、東京でブドウ100%のジュースを見た時は、それこそ「尋三の春」のように買って帰って、九州の人に飲ませたかった。

いや、私が九州の実態を知らないだけかもしれないと思い、その後すぐ、長崎のスーパーマーケットに入ってリサーチした。

そこに置いてあったのはカゴメのトマトジュースとオレンジジュースのみ。しかも缶入り。
リンゴやブドウの100%ジュースは東京だけのものだった。

状況的には「尋三の春」の相似形で、今から見ると、少しも豊かな感じがしない。
おまけに「ノストラダムスの大予言」や「日本沈没」の洗礼を受けた後で、未来は暗いと、当時の子供は刷り込まれた頃の話だ。

では、今は豊かなのか。

物質面では、とてつもなく豊かになった。
コカ・コーラの自販機なのに、売っているのはコーヒー飲料とお茶が大半。(どちらもこの数年後に発売され始める。)

当時は物質面が豊かになれば幸せを感じた。

今は多分違う。精神面が豊かになること、人々が交流することが幸せに結びつく。

これが制限されている以上、幸せな感覚を持てないのは当然だ。

だから、せめて果汁100%のグレープジュースを飲める喜びを幸せと感じよう。
(いつまで経っても「尋三の春」と大して変わらない日本であった。)




神【雨】に感謝

2020-05-27 19:22:02 | 日記・エッセイ・コラム
今や海外メディアは、日本の「結果」を大絶賛しているそうだ。
まあ、みんな頑張って何とか抑えた結果だから、それに対しては素直に喜びたい。

で、誰も言わないから、ここで私見を披露する。

今年2、3月は、例年とやや違って、よく雨がしとしとと降ったのだ。少なくとも九州地方は。

これで大分ウイルスが下に落ちて、感染防止に役立ったと思っている。
神風ならぬ神雨である。

私は雨の度に神に感謝していた。
この天の配慮は本当にすごい。
時々止んだけど、何週間も降ったのだから。

これも恵みの雨、と言えるだろう。

誰も言わないので、敢えて述べた。

天の神様、ありがとうございました。


今日は入試

2020-02-25 20:03:15 | 日記・エッセイ・コラム
入試なので、大学からマスクを至急された。そうか、大学はマスクを持っていたのか。良かった。提携大学の遼寧師範大学あたりにさしあげてなくて。よって、久しぶりにマスク着用。

そこら中の店からマスクが消えている。こんなの、小学生の時のトイレットペーパー騒動以来だ。あの時も、九州の田舎にはトイレットペーパーはあったのに……。

街中のマスクしている人は、どこでマスクを手に入れたのだろうか。

それはともかく、いろいろ言いたいことはある。が、書くと頭にくるだけ。書かない方が良い。

なので一言だけ。

日本人の皆様、日本を大事に考えよう‼️



地軸は傾く

2020-01-08 17:41:37 | 日記・エッセイ・コラム
地軸は時々1度くらいは傾くそうだ。
1度くらいは大したことはない、から大騒ぎはしないのだろう。

北極の氷が溶けたり、どこかの国が水に浸かってしまうことはあるかもしれない。

でも、その程度、と言って良いのかどうかは、わからないが。

それが良くないとか何とか叫んでいる北欧の高校生がいた。

ヨーロッパには「ジャンヌダルク症候群」とでも呼ぶような現象があって、若い女性に「それ続け」をしたがる人が大勢いるらしい。(それを狙って誰かが彼女に言わせている、としか見えない。)

今年も彼女は叫ぶのだろうか。どうせ叫ぶなら「ウイグル人の人権を取り戻せ」くらい言ってほしいものだが。

地球温暖化が地軸のせいかどうかはわからない。
地軸なら、また待てば元に戻る。それを温暖化と言う必要性は感じないが。

温暖化は二酸化炭素のせいという説がある。これは立証はされていないし、その必要も専門家は感じていないようだ。

なぜなら、世の中で一番二酸化炭素を出しているのは活火山だそうだ。
一回噴火すると、人間界が一年間減らし続けた二酸化炭素を、しっかり元通りに増やしてくれるらしい。

簡単に言えば、人間が二酸化炭素を減らすのは無理。

活火山よ、今夜もありがとう。