ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

「日本の叡知」稲村公望氏の憂国のエッセイ/門田隆将氏「中国の電撃侵略に備えよ」/今必要なことは?/その他

2021年02月11日 | 政治

★ 「日本の叡知」稲村公望氏のエッセイ、ご許可を得て転載しました。日本の危機をひとつひとつの例を挙げて述べられています。

稲村公望氏

 今日は、月刊日本三月号の原稿の締め切り日だった。先週の月曜日か、原稿のことで、頭がいっぱいだった。とある友人に会って、内閣人事局のことを書こうと決めていたら、なんとその翌日に、週刊文春が総務省の役人のスキャンダルについての記事を掲載するとのことで、図書館を回ったり、追加の取材をしたりと、結構面倒くさい一週間になった。

土曜日で原稿を書き上げようとしたが、次々と情報が入ってくるので、今日の締め切り日当日が原稿提出の日になった。
とある友人は、内閣人事局が、安倍内閣を長期政権にした存在のひとつであるが、後半で、その長期政権を腐敗させた原因になったのではないかとの分析で、むしろ、昔もノーパンしゃぶしゃぶ事件などと接待漬けの不祥事はあったが、ここまで、霞ヶ関の日本官僚を、無力化無能化することはなかったのではないかとの痛烈な指摘であった。

コロナ禍のまっただ中で、日本の政治と経済が立ちすくんでいるように見える。
ワクチンひとつとっても、国産のものはない。全て外国の技術で、その調達の額も経緯も明らかにされていないままだ。
制度が悪ければ、いつ改めてもよいが、郵政民営化のように、病人でもなく、手足が悪いからと心臓を手術して、挙げ句の果て、世界最大の国民の財産を外国の無頼漢にあげてしまうのはいかがなことかと思う。

すり切れ役人上がりの小生は、ささやかな原稿を、力を振り絞って書いている。
大学の時の先生が、年をとると記憶力は低下するが、分析力は向上する場合があると言っていた。
どちらも衰えてるのが現実だろうが、今日は、原稿の締め切り日だから、分析力はよくなったと独り合点して、活字になるまで、いろいろと考え事をしながら、今週末の最終校正の日を楽しみにしたい。

しかし、それにしても、出世に色目を使う総務省の後輩の事件は情けないことだ。
内閣人事局の力を私物化して、権力を奪取した政治家の行状はなお卑劣だ。
私は、霞ヶ関から郵政民営化に反対して早々に追放されたから、内閣人事局向けのごますり、忖度能力などゼロであるが、その後の人生は、却って幸せな人生が与えられている。

真実は針の穴からも漏れる。天網恢々疎にして漏らさず。真実一路 公明正大など。
世の中には、変わるものと変わらぬものがある。滅びるものと滅びないものが判然としている。 (以上・・・文の赤系の色などはブログ主が付けたものです)

 稲村公望氏のプロフィール

いなむら・こうぼう
1947年、生まれ。奄美・徳之島出身。
東京大学法学部卒。
1972年、郵政省入省、アメリカ研修(フレッチャースクール修了)、
八女郵便局長、
1980年、在タイ王国日本大使館一等書記官。
1983年、郵政省へ復帰。その後、通信政策局国際協力課長、
郵務局国際課長、沖縄郵政管理事務所所長、郵政大臣官房審議官、
中央省庁再編により総務大臣官房審議官、
政策統括官(情報通信担当)、郵政事業庁次長、
日本郵政公社発足と同時に常務理事などを歴任。
郵政民営化に反対して退任。
2012年10月、改正郵政民営化法に基づき、
2012年10月1日に誕生した「日本郵便」の副会長に就任。
2014年3月、日本郵便常務顧問を辞任。
主な著書に
『黒潮文明論 民族の基層と源流を想う』(彩流社、2015年)、
『「ゆうちょマネー」はどこへ消えたか
“格差”を生んだ郵政民営化の真実』(菊池英博との共著、
彩流社、2016年)

★★ この動画の中の01:10:07​​​​ 火曜特集「中国の電撃侵略に備えよ」」だけでもお聴きいただけたらと思います。」(黒の太字の項目もお時間があればお聴きください)


【DHC】2021/2/9(火) 百田尚樹×門田隆将×居島一平【虎ノ門ニュース】

00:00:00​​​​ 準備画面 00:04:19​​​​ 番組開始

00:13:45​​​​ 加藤氏「断じて容認せず」中国海警局の領海侵入で
00:20:36​​​​ 日本の接種 際立つ遅れ 先進国中 未実施5カ国
00:27:34​​​​ 大阪 宣言解除の要請基準満たす 新規感染者数で
00:47:27​​​​ バイデン大統領 中国とは「厳しい競争」強調
00:53:24​​​​ ウイグル族の収容施設で性的暴行 英報道
00:58:04​​​​ 香山氏 中国人権問題をクイズに
01:10:07​​​​ 火曜特集「中国の電撃侵略に備えよ」・・・これは特に必聴です。恐ろしいことですが、気を付け対策を考えなければなりません。門田隆将氏のお話は聴き逃せません!!
昭和24年、国民党と共産党が激闘の上、国民党が台湾に逃亡、その前の鄭成功の話、
01:57:16 百田氏 サンドバッグの打ち込み披露
02:04:25​​​​ 「サプリのミカタ」〜 必須脂肪酸 〜

ブログ主より 「危急存亡」の日本、はたして自民党は国をどう舵取りするのか? 自民党自身の問題、ちょっとした自民批判にも自民党降ろしとレッテル貼りなど脊髄反射、機能しない組織の実態とこれからの日本の政治のありかたについて

自民党議員は大変数多いが、その数多くの中のひとりひとり〇✕を付けてでも、有事の日本のことを本気で考えている議員は何人か、印でもつけたら「ごくわずか」でしょう。
国会中継で「反日野党は」と責めてもいいのは、これも全部ではありません。
むしろ本気で国のことを何とかしなければ、と考え訴えている政治家は実力も備えていて、例えば選挙の当落のことよりも支持率の少ない「国民民主党」に「立憲」から行っている人もいます。

もちろん自民党の議員は自分に本当の実力があるのか、支持者も「自民党でないと」と思い込みをされているのであれば、本気でひとりひとりの議員に〇✕を付けてください。ただし「~と言っている」ではなく「実践」で。

これからは「国を思う」政治家に任せないと、そして能力と胆力を兼ね備えた政治家が党派を超えて日本の為に活躍できるよう、願っています。

それといつも思うのですが、国会議員、数が多すぎではないでしょうか。今までより真剣にそう思います。国民がチェックしようにも、まるで「自民党」だけの為に防波堤を演じている支持者もいて、「自民党でなければ」というのを切り札にしてもう何年でしょうか?いてもいなくても「数」の為の議員など退場頂きたいものです。
数にものを言わせ、売国的な政策を広げ重ね、居直り、嘘をついてきた、これではダメです。
中国共産党国家のジェノサイドですらまっすぐに認めようとしない。こんな恥ずべきことがあるでしょうか。

それからバカの一つ覚えのように「二階が二階が」と二階氏ひとりに自民党の失策を押し付けている声がネットでも多い、確かに二階氏は党内で力があり、また「親中」でもある。習近平を国賓に、なんてとんでもありません。

しかし「二階氏」を説得し日本の国益にプラスになるようにできる政治家は同党にひとりもいないのでしょうか?


それから嫌な予感がするのですが「全体主義」が大手を振っている。
森元首相の言葉も「女性差別」として一切許さない・・・どうしてそこまで?
しかし自民党の保守議員のことを勇気を奮って擁護したのは「二階氏」である。
そういえば杉田水脈議員を擁護したのも、全く思想信条が異なる二階氏であった。
あの時はアベ・スガをはじめ、知らぬ存ぜぬを決め、保守を自称する稲田元防衛大臣など「杉田さん、議論を」と反対派にたって責めていたように感じた。
「自由な意見」はこのような「紅衛兵」「ゲシュタポ」によって封じられ、反論に対し同調圧力で扱われ異論を述べるにも制御され、正しい解釈を聴く耳も持たず、が案外多いのだった。

森元首相をここまで責めるのなら中国共産党政権の「チベット・ウイグル」「香港」のみならず自国民の言論封鎖やSNSの検閲など、「北京オリパラ」に対して一言でもあるべきだろう。

私の長年のブロ友は共に「民主党政権」の時に意気投合し、共に闘った同志でしたが、今、次のように述べられています。ネットを見ると、どんなに良い意見でも「自民党でない」と誹謗中傷する自民シンジャについて苦言を!!

編集されたニュース、ニュース番組だけをご覧にならずに、

国会質疑を丁寧に見ましょう。

「自民党政権」を大切に思われるのなら、それを指摘する声も聴かずに決まりきった擁護で一蹴する・・・それが真の国を思う保守の精神でしょうか。魯迅の書いた「阿Q」でしかありません。全体主義の一員でしょう。
(ネットに溢れるシンジャは自覚がないようですが安請け合いの烏合の衆でしょうか?)

残念に思います。

「自民党」が議員に「ひとり1000人の党員確保を!もしできなかったら次の「公認」は認めない、なんて第二次安倍政権からです。櫻井よしこ氏は「当然ですよ!」と捨て台詞のように言いましたが、このような「義務」を押し付けるからなおのこと「会食」「パーティー」「ホスト化」は逃れようもなく、むしろ政治家としての勉強よりもこれを「優先」するようになるのです。

野党の中で常に話題にあがる「花形?」議員はそれなりに能力もあるのでしょうが、方向を間違ってはならない、
どこの国の擁護をしているのか(それは自公も同様ですが)日本の為に働くことが政治家の最低限の条件です。

★ このほかに「コロナウイルスワクチン」のことも書きたいのですが、次回以降にします。
稲村公望氏も上記のエッセイにお書きですのでご覧ください。


ブログのティールーム



 本日は勇気凛々の歌を! フランコ・コレッリが歌うヴェルディ「トロヴァトーレ」から
敵に捕らわれた母を救出に向かうヒーロー、この場面はテノール殺し、といわれてきただけあって、完璧な発声・表現・思い切りにある歌唱力が必要とされます。その頂点に立つのがコレッリでした。

Franco Corelli - Di quella pira! LIVE Parma 1.1.1961



歌詞

Di quella pira l'orrendo foco
Tutte le fibre m'arse. avvampò!...
Empi, spegnetela, o ch'io fra poco
Col sangue vostro la spegnerò...
Era già figlio prima d'amarti,
Non può frenarmi il tuo martir.
Madre infelice, corro a salvarti,
O teco almeno corro a morir!


火刑台の恐ろしい炎が
この身に火をつけ 燃え立たせた!
悪党どもめ、火を消せ! さもなくばすぐに
貴様らの血で消してやる!
(婚約者のレオノーラに)あなたを愛する以前に、私はあの人の息子なのです
あなたの嘆きも 私を止めることはできない
哀れな母さん、すぐ助けに行くぞ
それが叶わぬなら、一緒に死ぬために行くのだ!

 初見のフランコ・コレッリ映像!: Il quaderno d'Estate


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 報道されなかった日中海洋会... | トップ | 奥山篤信氏のエッセイ「卑劣... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治」カテゴリの最新記事