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京都大学大学院上久保靖彦教授の日本人は既に集団免疫を獲得している説は本当ですか?/支持できない上久保氏の説/京都大学医療疫学の神代教授の正論

2021年03月17日 | 政治

★ 高須幹弥医師の誠実な答えに拍手!!

京都大学大学院上久保靖彦教授の日本人は既に集団免疫を獲得している説は本当ですか?




上久保教授の「集団免疫説」は正直「わからない、信じたいという気はあるが、もし信じます、といえば完全に切腹ものだ」
この教授の説は「新型コロナは終わっていますよ、年内(昨年)にでも収束する」と言っているなどなど、・・・などと繰り広げる論である。
「京都大学の上久保先生の説はおかしい」と言っても多くの人は「上久保先生のほうが上だ」と言っている。どうしてこのような説が持てはやされるのか、高須幹弥医師はおかしいと丁寧に解説する。大変勇気ある発言と思う。そして専門家の間では上久保先生など「あ~あの」という扱いであり、上久保先生に賛同する人はいない・・・ネットでは非常に多くの人が強く支持している。どれだけ「それは違う」と言ってもネットのコメントがあれてしまう。上久保氏は感染の専門家ではない。
感染の専門の先生は「あああああ。あの人のことだからあまりしんじないほうがいいよ」という。私が調べた限りでも上久保先生の理論を認める人はゼロ、皆無である。僕はこの理論をすすめない、もしすすめて非常に多くの方が亡くなる、ということがあってはいけないと思うので。もし「感染症専門」の先生が上久保先生の理論に賛成という人がいれば教えてほしい。マスコミや評論家の意見でなく、「感染症専門家の先生」ということでです。(走り書き)

詳しくは上記の動画をご覧ください。

 では感染症専門の先生で上久保氏に賛同している人は・・・いたのです。「奥村康」順天堂大学特任教授(千葉大出身)


昭和17年6月 島根県生まれ。千葉大学医学部卒業 同大学院医学研究科修了 医学博士
米国スタンフォード大医学部・東京大学医学部を経て、昭和59年 順天堂大学免疫学教授、
平成12年 医学部長、
平成20年4月 順天堂大学大学院アトピー疾患研究センター長。
免疫学の国際的権威で、サプレッサーT細胞の発見者、ベルツ賞、高松宮奨励賞、安田医学賞、ISI引用最高栄誉賞、日本医師会医学賞受賞等々。

202
0年7月27日13:30より、奥村康(おくむらこう)順天堂大学特任教授上久保靖彦(かみくぼやすひこ)京都大学特定教授による、新型コロナウイルスに対する緊急記者会見が都内で開催される。

奥村教授は日本の免疫学の権威、上久保教授は集団免疫理論の提唱者として国際的にも注目されている、という解説

また昨年7月27日 会場:ル・ポール麹町「エメラルド」にて「新型コロナ第二派は来ない」という緊急記者会見の司会は文芸評論家の小川榮太郎氏
小川氏のプロフィール・・・
昭和42年5月13日生まれ、東京都出身。文藝評論家、一般社団法人日本平和学研究所理事長。著書に、『小林秀雄の後の二十一章』(幻冬舎)、『平成記』(青林堂)、『フルトヴェングラーとカラヤン クラシック音楽に未来はあるのか』(啓文社書房)など多数。受賞歴に、第18回正論新風賞、第1回アパ日本再興大賞特別賞、咢堂ブックオブザイヤー2019総合部門大賞。

●● 小川氏は、新型コロナウイルスに関しては、月刊Hanada7月号「西浦教授と専門家会議の大罪――八割行動制限は必要なかった」、
月刊WiLL9月号「新型コロナ第二波はこない(上久保靖彦・京都大学特定教授と対談)」を発表するなど、積極的に取材及び情報発信をし続けてきた。

月刊誌「WILL」の関連記事の写真があって記事が読めます。コピペできなかったので下記のリンクをクリックでご覧ください。
https://www.kageshima.com/data/20200905will.pdf


この本がベストセラー???

 松田学氏のyoutubeは上久保氏をゲストに迎えて動画配信、多いのでリンクだけUPします。
お説が賛同、という立場でUPしたのではありません。


1,特番『衝撃!日本では既に”集団免疫が達成”されている!?』ゲスト:京都大学大学院医学研究科特定教授 上久保靖彦氏 https://www.youtube.com/watch?v=hF0HBmIFWMs&t=0s

2,特番『第2弾!疑問・質問に答えます!”集団免疫が達成”されているのか!?』ゲスト:京都大学大学院医学研究科特定教授 上久保靖彦
「アクリル板もいらないというので取りました」と松田氏。
https://www.youtube.com/watch?v=Mr05_

3,特番 第3弾『集団免疫は達成された。今こそ政策転換を!』ゲスト:京都大学大学院医学研究科特定教授 上久保靖彦氏  https://www.youtube.com/watch?v=CxPyM47fBNk

上久保靖彦×小川榮太郎 抗体検査と免疫について、ここまでわかった新型コロナ
https://www.youtube.com/watch?v=cAuLu7Rjwj4&t=898s

【上久保靖彦】新型コロナの正体を暴く!【WiLL増刊号#285
https://www.youtube.com/watch?v=Wr4E3B5Pc7s&t=236s

号外【ニュースを斬る!】上久保靖彦先生から国民及び菅政権へのメッセージ
https://www.youtube.com/watch?v=YkzJgOWZXNI&t=388s

号外【ニュースを斬る!】シリーズ新型コロナ対策を抜本転換せよ! 新型コロナ対策の抜本転換を! 専門家たちが見るコロナの真相と松田学からの提言
「お名前は言えませんが、政権の要の人とも完全に話が一致しています」って?これどういうこと???)
https://www.youtube.com/watch?v=hog1myg3QPM&t=52s
私は素人なので医学はわかりませんが、「いわゆるホシュ?」が強調していることに強い懸念があります。松田氏・上久保氏・月刊WILLの過去記事など、疑わしく思えてならないのです。それと「昨年冬に安倍総理が中国人旅行者の入国をなかなか止めなかったことがかえって良かった、日本人に集団免疫ができた。GOTOキャンペーンも続けるべきだった」
というのもなんだか政権に「忖度」、むしろそれは「成功だった」という方向に持って行くのかな?どこかでつながりがあるな、と疑ってしまいたくなりますよ。

 集団免疫ができていれば政府が「努力接種」などというスローガンのもとでのワクチンも不要では?
以下はニュースの内容です。
独仏などEU各国がアストラ製ワクチン接種を停止(2021年3月16日)


◆ワクチン接種のことですが・・・接種歴を求められるようになる懸念も(努力接種ですって?)・・・私はワクチンのことはまだわからないことが多いと思います。危惧するのは「ワクチンのことでつべこべ言うな」という雰囲気を感じることです。

政府は将来的に海外渡航時に必要になることを視野に入れ、検討を進めています。国内では「想定しづらい」(河野氏)としていますが、野党は「証明がないと飲食店やイベント会場に入れないことはないか」「頻繁に接種歴を求められる社会になるのでは」などと懸念を示しています。(井上峻輔氏)


他の理論を転載しました。
 では、なぜ日本では感染が他国に比べ少なかったのか・・・以下をご覧ください。

京都大学医療疫学分野研究員で、厚労省クラスター対策班のメンバーでもある神代和明医師によると、COVID-19の発症の3割以上が、同じような場所で起きていることが判明したのだ。

「データは(中略)多くの感染者が、ライブハウスを訪れていたと示していた。大声で叫んだり歌ったりする場所だ。そのため、そうした場所は避ける必要があると分かっていた」

対策班は、「カラオケボックスで歌うこと、パーティー、クラブで騒ぐこと、バーでの会話、スポーツジムでの運動」など、「接近環境での激しい息遣い」をハイリスクの行動と特定した。

対策班はさらに、感染拡大はウイルス保持者のうちのごく一部が原因となっていることを突き止めた。

初期の研究で、SARS Covid-2に感染した人の8割近くが他人に感染させていないものの、2割は感染力が高いことが判明した。
こうした発見が、政府による「3密」回避の呼びかけにつながった。「3密」とは「換気の悪い密閉空間」、「多数が集まる密集場所」、「間近で会話や発声をする密接場面」のことだ。

「ただ家にとどまるように伝えるより、おそらく効果的だったと思う」と神代氏は言う。

高リスクといえば職場も高リスクだが、これは回避対象に含まれなかった。それでも「3密」キャンペーンは感染拡大のペースを遅らせ、ロックダウンを回避させると期待された。感染が少なければ死者も少ないはずだと。

そして実際、しばらくはうまくいった。しかし、3月中旬になると、東京で感染者が急増した。ミラノやロンドン、ニューヨークなどと同じように、東京でも感染者が指数関数的に増えるかと思われた。

この時点で、日本は賢く行動した。あるいは運が良かった。そのどちらだったのかは、まだ明らかではない。

 

日本はどうやったのか?

麻生太郎副総理によれば、詰まるところ、日本人の「優れた性質」ということになる。麻生氏は今や散々に批判されている発言の中で、外国の指導者らから日本の成功について説明を求められたことについて、次のように述べた。

「そういった人たちの質問には、おたくとは、うちの国とは国民の民度のレベルが違うんだと言ってやると、みんな絶句して黙るんですけども」

 
「民度」を「cultural level(文化レベル)」とした英訳もあったが、文字通りに訳せば「people's level(民衆のレベル)」(になる。

これは、日本の帝国時代にさかのぼる概念で、人種的優越感や文化的優越主義を感じさせる言葉だ。

麻生氏はこの言葉を使ったことで強く非難された。だが多くの日本人と、多少の科学者らが、日本はどこか違うと考えているのは間違いない。いわゆる「X因子(ファクターX)」が、国民をCOVID-19から守っているのだと。

あいさつの時にハグやキスをしないなど、日本にはもともと社会的距離の維持が習慣として社会に組み込まれていることも、関係するのかもしれない。しかしそれが答えだとは誰も思っていない。

日本は特別な免疫があるのか?

日本人は100年以上前の1919年、インフルエンザのパンデミック(世界的流行)でマスクを着け始め、それ以来、マスクを着ける習慣が定着した。せきや風邪の症状が出たら、周囲の人にうつさないようマスクをするのが、日本では当たり前となっている。

「マスクは物理的なバリアの役割を果たしていると思う。それと同時に、『みんな気をつけましょう』とお互いに注意喚起する効果もある」。インフルエンザの専門家で香港大学公共衛生学院の福田敬二院長はこう言う。

日本の追跡システムも、結核の流行と格闘した1950年代までさかのぼる。政府は全国的な保健所のネットワークを構築し、新たな感染症の発見と厚生省(現厚生労働省)への報告体制を整えた。地域での伝染が疑われた場合は専門家チームを派遣し、接触者を徹底的に追跡し隔離することで感染症に対応している。

「3密」を早期に警戒

日本は流行初期に、2つの重要なパターンを発見した。

京都大学医療疫学分野研究員で、厚労省クラスター対策班のメンバーでもある神代和明医師によると、COVID-19の発症の3割以上が、同じような場所で起きていることが判明したのだ。

「データは(中略)多くの感染者が、ライブハウスを訪れていたと示していた。大声で叫んだり歌ったりする場所だ。そのため、そうした場所は避ける必要があると分かっていた」

対策班は、「カラオケボックスで歌うこと、パーティー、クラブで騒ぐこと、バーでの会話、スポーツジムでの運動」など、「接近環境での激しい息遣い」をハイリスクの行動と特定した。

対策班はさらに、感染拡大はウイルス保持者のうちのごく一部が原因となっていることを突き止めた。

初期の研究で、SARS Covid-2に感染した人の8割近くが他人に感染させていないものの、2割は感染力が高いことが判明した。

 
こうした発見が、政府による「3密」回避の呼びかけにつながった。「3密」とは「換気の悪い密閉空間」、「多数が集まる密集場所」、「間近で会話や発声をする密接場面」のことだ。

「ただ家にとどまるように伝えるより、おそらく効果的だったと思う」と神代氏は言う。

高リスクといえば職場も高リスクだが、これは回避対象に含まれなかった。それでも「3密」キャンペーンは感染拡大のペースを遅らせ、ロックダウンを回避させると期待された。感染が少なければ死者も少ないはずだと。

そして実際、しばらくはうまくいった。しかし、3月中旬になると、東京で感染者が急増した。ミラノやロンドン、ニューヨークなどと同じように、東京でも感染者が指数関数的に増えるかと思われた。

この時点で、日本は賢く行動した。あるいは運が良かった。そのどちらだったのかは、まだ明らかではない。

すべてはタイミング

渋谷教授は、日本に学べることは、他の場所から学べるものとさほど変わらないと考えている。「大事なのはタイミング。それが自分にとっての学びだった」と教授は言う。

安倍首相は4月7日、強制力のない緊急事態宣言を発令。「できるだけ」家にとどまるよう国民に呼びかけた。

「この対策が遅れれば、ニューヨークやロンドンと似た状況になっていたかもしれない。(日本の)死亡率は低い。米コロンビア大学の最近の研究は、ニューヨークがロックダウンを2週間早く実施していたら、何万人もの命を救えたはずだと示唆している」と渋谷氏は話す。

米疾病対策センター(CDC)は最近の報告書で、心臓病や肥満、糖尿病などの基礎疾患がある人がCOVID-19にかかると、入院する確率は6倍、死亡する確率は12倍高くなるとした。

日本は先進国の中で、冠動脈性心疾患と肥満の人口比が最も低い。しかし科学者らは、こらですべてを説明できるわけではないと強調する。

「そうした身体的な違いは、ある程度影響するかもしれない。しかし、それ以外の面がもっと大事だと思う。目に見えるどんな現象も、簡単には説明できないと、私たちはCOVID-19から学んだ。最終的な結果には多くの要因が絡んでいる」と、香港大学の福田教授は言う。

日本が封鎖も外出禁止もせず、今のところ感染者数と死者数を少なく抑えている事実は、他の国が進むべき道を示しているのだろうか?

答えはイエスであり、ノーでもある。

日本の成功を説明できる「X因子」は存在しない。日本にとって大事なことは、他の国にとっても同じ。いかに伝染の連鎖を断ち切るかだ。

 
「感染者と非感染者の接触をどうすれば減らせるのか?」と福田教授は問いかける。「社会全体が一定の反応をする必要がある。しかし、日本の人たちによる今回の反応を、他の国が再現するのはなかなか難しそうだ」
 
 有名な批評家や政治家も最初に挙げた「上久保氏」の論に賛同しているが、さんざん悩んだあげく、それは誰?ということは今は書かないことにした。
さんざん考えた末である。
ホシュ層にまだ多くの「上久保一神教シンジャ」が多い中、私はいろんな意味で絶望しているし、そういうおかしなことに賛同することは、大変危険とだけ今は書いておく。

フェイスブックその他を見ても、野党の議員が言うことには「ヤーイ、ヤーイ」と大合唱の連続ではやしたて、野党は何も触れようとしない、など、よく調べずにいう常套句、せめて調べてからにしてほしい。政府には異常に甘く、批判する者に強い同調圧力をかけているみっともなさ、これが「日本を愛する者の考え」であるとは!!
私はいいかげんな「ホシュ風味」は共産党よりも嫌いだ。
なぜなら共産党は「はい、共産党でございます」と明らかにする。しかし「ホシュ風味」は保守の仮面をかぶって事実上、低きに流れ、「思考停止一神教化」しているのがみっともないからです。

ブログのティールーム


偉大なバスバリトン、ジョージ・ロンドンが歌うヴァーグナー「タンホイザー」~夕星の歌
"O du mein holder Abendstern" George London


1955年の録音、指揮はルドルフ・ケンペ 


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