ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

香港警察が実弾使用ー自由のための戦い、川崎ヘイトスピーチ禁止条例の実態、昨日の続き「クライン孝子氏のメールマガジン」重要な事柄

2019年11月13日 | 政治

大変厳しい香港の状況です。

香港警察が実弾使用ー自由のための戦い
【及川幸久−BREAKING−】




香港では1割以上がクリスチャン、今のデモ隊には2つのグループに分かれていて対立している。
「戦闘的」「平和的」の2つのグループ。
それがあるときから協定を結んだ。「この戦いはギリギリの段階で、どちらかが生き残るようにしょう」と協定を結んだ。
「平和的」が警察を説得し「戦闘的」が実力で出る。
それでもうまくすすまなかった。それで若者がどんどん犠牲になっている。
香港政府が「平和的デモ」は無視している。しかし「戦闘的デモ」に対しては恐れている。
そこで「平和的」と「戦闘的」は、実際に「戦闘的デモ」になってくる。
「戦闘的」が立法府を取り囲み、逃亡犯条例を無効にした。
カトリックの3人に訊くと「信仰・思想・言論の自由」の為に闘っているという。
今、中国本土のクリスチャンがどんな目に合っているかをよくわかっている。
彼らの戦いは「信仰の自由」を守るために闘い、次に「思想・言論の自由」としている。

実弾で撃たれた人は病院に運ばれているが、どうなっているのかはわからない。
これで全世界は黙っているはずはない。

動画に寄せられたコメントより・・・この様な状況で習近平を日本が国賓で迎える事は国際的に、間違ったメッセージを発信してしまいます。
ましてや、天皇陛下との会見は特に問題です。 天安門の対処の失敗を繰り返さないで。
私は保守的人間ですが、安倍政権の中国への対応は、人間として道徳的に間違っている。反対です。



 これも大変憂慮せざるを得ません。「川崎ヘイトスピーチ禁止条例」は日本人だけを裁くものであり、そして基準すらありません。
絶対に阻止しなければなりません。

【頑固亭異聞】川崎ヘイトスピーチ禁止条例と映画「主戦場」[桜R1/11/12]~西村幸祐氏も参加






では昨日のクライン孝子氏のメールマガジンの続きです。
「ブログの字数制限」になって全部はUPできなかったので本日続きを書きます。

情報機関の作成に後手後手の日本 クライン孝子氏

─ドイツでは『連邦情報局』─

 私事にわたって、申し訳ないのですが、私が憧れのヨーロッパ、しかもドイツに約半世紀にわたって住むことになったきっかけは、最初スイスの旅装を解き、約一年間、チューリッヒに住んだことでした。

当時、私は『永世中立国』の謳い文句を鵜呑みにしていたものですから、さぞかし平和な国だと思い込んで『地上の楽園』を、想像して住み始ました。

ところが、スイスに住んで見てまず最初に感じたことは,彼ら、スイス人の他国人に対する実に警戒心の強いことでした。

そこで仲良しになったスイスのボーイフレンドにこの疑問をぶつけたところ、『スイスは小国だからね。いつ他国に侵入されて属国にされるか分らない。
だから国民一人ひとりが相互監視をする慣わしが自然に身についていて怪しい人物となると、即、相応の処置をする、そんな習慣がついているのだよ」と・・・

そればかりか、「いつ敵が押し寄せてくるか分らないので、要所要所に要塞も構築している」と・・・。

「聞くと見るとではかくも違うものか」

 スイス人には大変申し訳なかったのですが、スイスで住むのは一年で充分だと、内心ほうほうの体でドイツへ移動してしまいました!

 それに較べて日本は?

何しろ日本といえば、世界中から『日本はスパイ防止法もないスパイ天国』!

アメリカのワシントンで長年、活躍しておられる伊藤貫氏が発せられる日本に対する警告も他人事!

一体日本は今後どうなることか

1)保守の中韓批判が「みじめで卑屈な、日本を滅亡に導くお花畑の」売国行為である理由 伊藤貫×西部邁

https://www.youtube.com/watch?v=mrAC6t8eOlI

2)【令和元年秋 特別対談】

伊藤貫氏の警告、パックス・アメリカーナと中華思想の間で摩滅する「商人国家日本」[桜R1/10/26]

https://www.youtube.com/watch?v=wxQ7ZQtTSxs

日本国内においても

*)【直言極言】北海道が最初に中共のアイヌ自治区になる!本当に危ない北海道[桜R1/11/8]

https://www.youtube.com/watch?v=sMwyr_rQx2Y

*藤井厳喜氏~14人の日本人を無視して習近平を国賓として招く安倍政権

北大教授が拘束されたのに冷淡な政府、クライン孝子氏、「討論」スパイ天国日本

(ベッラさんのブログより)

https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/6b882c11e8725e5ece6f67f5c6803a63

というのに・・・


そういえば、実に巧妙かつ狡猾な日本破壊のいったんとして

生きていた民社党、保守運動をオルグする

日本会議と共闘する労働戦線は、どう作られてきたか

=藤生 明 朝日新聞編集委員=

https://webronza.asahi.com/national/articles/2019042700002.html 

以上、クライン孝子女史のメールマガジン後半でした。
(私は昨夜遅くまでこのリンクを全部読みました。ベッラ)

 なお、「民社党」の記事についてはリンク先の長い文を読み、私の今までの知識や思ったこととつなぎ合わせて考え、昨夜はずっとこのことで頭がいっぱいでした。
すべての記事を転載は大変長いためにできませんが、下記のは中島岳志氏が問題点をまとめられた文をネットで発見、これだけでは不十分ですが、クラインさんがリンクで指摘された藤生氏の文を全部読み、そのうえでネットで見つけた中島氏の文を人の動きを十分検討したうえで読むと簡潔に書かれていて、今はこれを載せることにしました。
中島氏はリベラルの学者ですが雑誌「表演者」で何度も西部先生と討論をされており、いわゆる「西部グループ」の一員と思います。
西部先生は左右を問わず、広く交友されていました。(ベッラ記す)

民社・同盟系の動向がかぎ 連合と右派運動 中島岳志

 参院選が近づく中、連合の股裂き状態が解消されていない。もともと連合は民主党・民進党を支援してきたが、大きく立憲民主党と国民民主党に分かれたため、組織内候補も二分化されている。比例代表の統一名簿も提案されているが、立憲民主党は応じていない。このまま選挙に突入すると、政党支持率が低迷する国民民主党は苦戦することが予想される。当然、国民民主党から比例代表で立候補予定の五人の組織内候補は、全員の当選が難しくなる。

 連合は、もともと一枚岩ではない。社会党を支持してきた「総評」や民社党を支持してきた「同盟」などが統一して結成されたため、思想的な背景を異にする人たちが参集している。

 朝日新聞の言論サイト「論座」でスタートした藤生明の連載「日本会議と共闘する労働戦線は、どう作られてきたか」は、「民社党・同盟」勢力の現在を追うことで、今後の野党を展望する。

 連載第一回「生きていた民社党、保守運動をオルグする」(5月5日)の中で、藤生が注目するのは、現在、日本会議会長を務める田久保忠衛の存在である。田久保は「民主社会主義研究会議」(民社研)の中枢で活動した言論人で、民社党の綱領づくりにも参画した。民社研は一九六〇年の民社党結成と同時に発足した組織で、民社党の政策を理論的に支えるシンクタンク的存在だった。

 日本会議のような右派運動が、「民社党・同盟」系の田久保に期待しているものは何か。藤生曰(いわ)く「民社協会の地方議員ネットワークやUAゼンセンのような活発な労働組合の存在は戦力として魅力的に映ったに違いない」。民社協会は、旧民社党系の国会議員・地方議員が構成するグループで、国会では国民民主党に属している。

 「民社党・同盟」の人脈は、現在でも様々(さまざま)な右派運動に関与している。「新しい歴史教科書をつくる会」、「文化の日」を「明治の日」に改める運動、そして拉致問題。かつては「元号法制化実現運動」にも参画し、大きな役割を果たした。

 立憲民主党と国民民主党の亀裂は、労働運動のイデオロギー的な再分化・先鋭化を加速させる可能性がある。これは野党共闘の大きなネックになるだろう。国民民主党は、草の根の右派運動と、どのような関係性を保つのか。両者の関係が深まれば深まるほど、リベラルな価値観を重視する立憲民主党との溝は深まり、自民党との思想的近さが鮮明になる。

 民社党・同盟の源流をたどると、鈴木文治らが大正期に創設した友愛会(一九一二年)、日本労働総同盟(一九二一年)に行きつく。東京・芝にある「友愛労働歴史館」では、連合に至る歴史が展示されており、現在は「民社党結党60年、勤労国民政党の旗を掲げて」という企画展が開催されている(6月28日まで)。

 重要な展示なので、見に行ってみた。当然、一九六〇年に民社党を結成し、初代委員長に就任した西尾末広が大きく取り上げられている。

 西尾は一九二八年の第一回普通選挙で社会民衆党から立候補し、当選。一九三〇年代には無産政党が結集した社会大衆党に所属し、中核を担った。社会大衆党のメンバーは、国粋主義的な国体論に接近し、全体主義的な労働者の解放を主張。西尾は社会主義の観点から国家総動員法案を支持し、近衛文麿首相に対して「もっと大胆率直に日本の進むべき道はこれであると、かのヒトラーの如(ごと)く、ムッソリーニの如く、あるいはスターリンの如く大胆に進むべきであると思うのであります」と演説した。

 「一君万民」という国体論は、天皇の超越的権威のもと、万民は平等であるというイデオロギーである。西尾らにとって、この国体論は資本家から労働者を解放する根拠となった。

 このような社会大衆党の戦前・戦中の国体イデオロギーへの接近は、展示の中では強調されていない。しかし、「民社党・同盟」には、その皇国主義的ナショナリズムが連続的に受け継がれている側面がある。ここが藤生の指摘する「日本会議と共闘する労働戦線」につながる。

 現在の「民社党・同盟」は、どこへ向かおうとしているのか。今後の政局に関わる重要なポイントにほかならない。
(なかじま・たけし=東京工業大教授)

 いったいこれで何が言いたいのか・・・それは私は以前から考えていたかなり多くの衝撃的な事実を、つなげることができたという実感です。なぜ「ここまでセクト的なのか」・・・「民社党」部外者の私は他のできごともあって、その歴史までここまでとはだいたいが見当はついていましたが・・・保守の中で「頭が硬い」人に話すといろんなさしさわりがありそうで。
・・・私があるできごとで前から思っていたことがある程度わかってきた、ということです。まだまだですが・・・



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本日はフランコ・コレッリが歌うマスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」(田舎の騎士道)から~母との別れの場面です。
主人公の青年トゥリドゥは出征前に婚約していたローラが他の男と結婚していたことにショックを受け、村の娘サントゥツアをかわりに愛そうとしますが、どうしてもローラを忘れられない、そしてローラの夫の怒りをかいます。
トゥリドゥは自分が悪いと覚悟を決めてローラの夫に決闘で殺される決意をし、母に別れを告げます。

Franco Corelli - Addio Alla Madre

 
コメント (2)
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