【心・体・お金・時間・仕事のバランス生活】

研修講演は約3500回
資産形成・老後資金準備・資格取得を支える50台FP
投資・ジョグ・仕事が日課

改革と併せた増税路線

2005-10-24 09:06:41 | FP
議員年金の廃止、公務員削減、議員給与の削減、道路公団の民営化等、歳出削減案が続いていますが、社会保険や税金の引上げへの布石といえる。

負担増はやむを得ないが、今までと違うのは、歳入増と歳出減を同時に行っていることだ。今、話にあがっている内容だけでも
●消費税
 福祉目的税として、10%から15%に引上げ、
●定率減税
 2007年度より全面廃止(3.3兆円の増税)
●税収の地方移転
 所得税率の引き下げと、住民税一律10%とすることによる地方税の増加
●アルコール課税
 シンプルな課税方式に移行することによる、
 第3のビールの課税強化とビール課税の削減
●特定財源の一般財源化
 道路財源とされる揮発油税等の一般財源化(年金財源への活用)
●法人IT減税
 来年3月に終了する減税措置の打ち切りによる1兆円の増収
●たばこ税
 医療保険改革と併せて、タバコ税の引上げ

その他、給与所得課税、退職所得課税、所得控除の見直しなど、
多くの税制改定がありそうです。

私たちFPの12月15日前後の「税制改正大綱」発表を受け、
改正内容の把握とその対策立案等、忙しくなりそうです。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あんしん財団に加入 | トップ | 低位株 »
最新の画像もっと見る

FP」カテゴリの最新記事