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イエメンでの敗北を恐れてのアメリカ-サウジアラビアのいんちき Finian Cunningham

2015-04-20 16:53:47 | 八百長戦争
イエメンでの敗北を恐れてのアメリカ-サウジアラビアのいんちき Finian Cunningham 2015年4月17日 13:33 (更新 2015年4月17日 14:13) Sputnik
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/--3660.html 2015年4月20日 (月)

国連安全保障理事会は、言語の正確さの為に、改名が必要だ。今後は危険保障理事会と呼ばれるべきだ。あるいは、国連侵略支援扇動理事会の方が良いかも知れない。


G7外務大臣は、イエメン反政府派に対する武器禁輸国連決議を支持した。

何百機もの戦闘機によるアラブ最貧国への理不尽な爆撃に満足せず、アメリカと独裁的なサウジアラビアの同盟諸国は、イエメンの反政府派を"合法的に"武装解除させようとして、とうとう国連安全保障理事会に飛び込んだ。

一方、アメリカは、サウジアラビアが率いる爆撃連合への武器供給増強と、より正確な標的情報と兵站支援へと動いている。

紅海の国、イエメンに武器が決して搬入できないようにすべく、サウジアラビア艦船が封鎖するのを、アメリカ戦艦が支援していると報じられている。アメリカとサウジアラビア海軍が、イエメン沿岸の疑わしい艦船への乗船を開始して以来、兵器輸送は発見されていない。

今週、名前が間違っている国連安全保障理事会は、賛成14-反対0で、政治的独立の為に戦っているイエメン国民に対し、経済制裁と武器禁輸を課することを決議した。決議はサウジアラビアや他のペルシャ湾の他の君主国と、アメリカ合州国によって起草され、支持された。10ヶ国の理事会非時常任理事国の一国ヨルダンが、決議草案を提出した。目にあまる程に利己的ではないか?


ロシアは、イエメンの人道的危機情況について、国連安全保障理事会会議を招集した

上記の国々は全て、過去三週間、イエメン爆撃をしている臨時外国軍事連合の主要参加国だ。この連合には、軍事行動を遂行する為の法的な負託はないのだ。したがって、そのような行為は、犯罪的侵略に等しい。

今週、ロシアだけが、国連安全保障理事会決議に投票せず、五カ国の常任理事国の一つとして、拒否権を行使することもできたが、棄権することにした。これは、ワシントンとアラブの同盟諸国が、またしても、もう一つの中東国家の凶暴な武力侵略に乗り出したのを阻止しなかった、ロシアによる手痛い過ちとなる可能性がある。

最新の、いわゆる決議は、イエメンが、サウジアラビアとアメリカ合州国が率いる外国連合によって爆撃され、破壊されている中、成立した。国連安全保障理事会は、空爆停止については何も言わず、もし実際"安全保障理事会"なのであれば、そうすべき、外国連合の違法さを審査することなど、どうでもよいのだ。

先週、爆撃停止と、支援機関がイエメンに入国できるようにする"人道的停戦"の実施を呼びかけるロシアが起草した決議は、国連安全保障理事会によって拒否された。別途、イランが提出した和平案も、サウジアラビアに拒絶された。

そこで、アメリカ-サウジアラビア爆撃は、イエメン国民に爆弾を雨あられのごとく降り注ぎ続けることができる一方、自らを守るあらゆる手段は否定される。れは、このいんちきをしている連中が、自分側には圧倒的な人数がおり、衝撃と畏怖の火力を送り出す戦闘機、戦艦、衛星がある国際的リンチ群衆であるのに、「いんちきをする」として知られている行為だ。一体どこまで、哀れなほど卑劣になれるものだろう?

だが、この動きが示しているのは、ワシントンによって完全武装された連合軍が、イエメンでの敗北を恐れているということだ。


過去の失敗: イエメンはサウジアラビアのベトナムになるのだろうか?

アラブ地域で一番弱体な国に対するアメリカ-サウジアラビア爆撃はうまくいっていない。実にひどいのだ。ほぼ三週間の絶えざる空爆で、イエメンを廃墟にし、何百人もの民間人が亡くなり、イエメンを、人道的危機の場に変えた。

ところが、アメリカが提供し、とりまとめている戦闘機による連続する攻撃の波による破壊行為にもかかわらず、想定していた軍事的目標は、ぼろぼろになっている。

今年早々、アメリカとサウジアラビアが支援するアブド・ラッボ・マンスール・ハーディー傀儡政権を追い出したフーシ派反逆者連中は、3月26日に、アメリカ-サウジアラビアの外国連合がイエメン爆撃を開始して以来、イエメンに対する軍事支配を着実に拡大している。

フーシ派は、旧政権に対する大衆蜂起の先頭に立っているのだ。サウジアラビアや、エジプト、ヨルダンや、ペルシャ湾君主国を含む、他のアラブ諸国の一団は、彼らのイエメン空爆攻撃には、二つの目的があると宣言した。フーシ派反逆者連中を粉砕し、北部辺境地の部族基地に押し戻すこと。そして、二つ目は、打倒されて亡命した指導者ハーディーの政権を復位させることだ。

ハーディーは、ご主人からの、更なる指示を待って、サウジアラビアの首都リヤドに引きこもっており、ニューヨーク・タイムズという権威ある場所で、彼の名で遂行されている虐殺を、取り繕う論説記事を書いている

アメリカ-アラブ諸国の目標のいずれも、実現可能からはほど遠い。フーシ派は、イエメン国民の間で大衆的支持を更に強化したように見える。一般イエメン国民は、外国による自国攻撃と、彼等が考えているものに激怒している。この広汎な支持は、部族や宗派の差異を超えており、フーシ派は、イランの地域的野望に仕えるシーア派の手先だという、サウジアラビアと欧米の主張は誤りであることは証明されている。

特に、サウジアラビアは、次に何をすべきか、進退窮まっている。自由に使える膨大な火力にもかかわらず、空爆だけで勝利することはできない。そして、石油豊富な王国は、百戦錬磨のフーシ派が、侵略者を破滅的なゲリラ戦に引きずりこみかねないのを恐れ、地上軍の投入を嫌がっている。そのような結果になれば、反抗的な虐げられた国民の間の国内緊張に悩まされているサウード王家が、不安定化してしまうことになる。

エジプトや他の湾岸アラブ独裁政権は、"合同軍事作戦" はサウジアラビア領から行われていると虚勢を張って語っている。

だが、これらの国々のどれ一つとして、イエメン国内での地上戦にとりかかる程、大胆には見えない。先に、サウジアラビアが率いるイエメン侵略に、軍隊提供を申し出たパキスタンでさえ、後にこの危険な考えを撤回した。

ワシントンも、アラブの同盟諸国は陸上での攻撃を行う態勢にないことを認識している。サウジアラビアに対して、空爆で、反逆者連中を、イエメンの首都サナアから押し返すことに集中し、公表されているもう一つの目標、ハーディ政権の復位は、少なくとも短期的には、考えないよう言っていると報じられている。

イエメンのアデンから60キロ、南部のラヘジ州アナド空軍基地で配置に付く、アブド・ラッボ・マンスール・ハーディー・イエメン大統領に忠実な民兵


AP Photo/ Wael Qubady
イエメンの新副大統領は、サウジアラビアが地上侵略を避けるよう希望している


サウジアラビアは、アラビア半島のアルカイダに加わるようシリアから再配置された何千人ものアルカイダと繋がるタクフィリ派旅団を送り込む手にさえでている。しかし、イエメン軍の残滓も加わったフーシ派は、中央部と東部の州で、聖戦傭兵の阻止に成功している。

これこそが 今週、間違いなく、アメリカの指導で、サウジアラビアとアラブ同盟諸国によって、イエメンに武器禁輸を課する国連 "危険保障理事会"が招集された理由だ。ワシントンの支援を得て、イエメンの紛争を終わらせようということでは全くない。それどころではない。アメリカが支援するイエメン爆撃アラブ連合が有利になるよう、いんちきをしようという死に物狂いの試みだ。

連合は、イエメンで、ばつの悪い敗北に直面しており、イエメンを爆撃して、服従させようという無駄な努力の上で、不正な優位を手にいれることが必要なのだ。

決議の文言は、反逆者連中の武装解除を呼びかけているだけではない。ここ数週間で彼等が得た領土も明け渡すことを望んでいるのだ。

敵対的な土地に侵略するのは気がすすまず、すさまじい火力や、一般国民に対する衝撃的な残虐行為にもかかわらず、大空爆だけでは勝てないアメリカ-サウジアラビアというリンチ群衆、連中のイエメンでの非道な狙いを助ける国連の法的仕組みが欲しいのだ。


本記事に書かれている見解は、もっぱら筆者のもので、スプートニクの公式的な立場を反映するものではない。


記事原文

Fearing Yemen Defeat, US-Saudis Stack the Deck
http://sputniknews.com/columnists/20150417/1021013455.html

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大本営広報部朝刊に、「日米、防衛連携を強化」とある。

属国庶民の言語では、「宗主国・属国、宗主国の侵略戦争への協力を強要強化」

宗主国は、常に、属国に対して、歩み寄り、つまり、屈伏を、一方的に求めるだけ。

電気洗脳箱では、TPP交渉再開をオウム返ししている。米輸入量の強要にしか触れない。例により、TPPの売国契約という実態には全く触れない。

「日本にアメリカ車が走っていないのはおかしい。」と大統領。

やがて、「日本で、アメリカ語が話されていないのはおかしい」といいだすだろう。

一般国民に対する衝撃的な収奪行為にもかかわらず、通常の貿易や投資だけでは勝てない宗主国支配層というリンチ群衆、連中の属国での非道な搾取や傭兵利用を助ける法的仕組みが欲しいのだ。

属国傀儡が「国際社会」という時は、「宗主国」をさしている。

国連」、正義の味方のごとき妄想を大本営広報は吹き込むが、この記事にあるように、とんでもない人々が支配する組織でもあるだろう。







イラン攻撃を目論むイスラエルにとって、潜水艦をイランの近くに配備するためにもイエメンは重要 櫻井ジャーナル 2015.04.16
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201504160001/

 世界有数の核兵器保有国と信じられているイスラエルは核ミサイルをドイツから提供されたドルフィン級潜水艦に搭載している可能性が高い。ドイツはイスラエルへ6隻の潜水艦を提供する予定で、近いうちに5隻目が引き渡されるという。

 この潜水艦が搭載しているのは巡航ミサイルの「ポパイ・ターボ」で、2000年5月にインド洋で実施された発射テストで1500キロメートル離れた地点の目標に命中したと言われている。一般に言われている射程距離は200キロメートルから350キロメートルなのだが、イスラエルが改良して射程距離を伸ばした可能性はある。

 しかし、地中海から発射した場合、射程距離が1500キロメートルだとしてもイラン全土をカバーすることはできない。イランを攻撃するためには空軍を使うか、潜水艦をイランの近く、例えばペルシャ湾の周辺へ配置しなければならない。そのためにはスエズ運河を通過、紅海をからバブ・エル・マンデブ海峡を通ってアデン湾、そしてアラビア海へ出る必要がある。イエメンに独立した政権が存在することをアメリカやイスラエルは許容できないだろう。

 スエズ運河とバブ・エル・マンデブ海峡が封鎖されるとイスラエルの潜水艦は身動きがとれなくなる。そのため、少なくともエジプト、ジブチ、イエメンがイスラエルにとって不都合な行動をしないようにする必要があるわけだ。

 2009年6月にイスラエルの潜水艦がエジプトの艦船にエスコートされて地中海から紅海へ入っているが、サンデイ・タイムズ紙などによると、核兵器を搭載した3隻の潜水艦が常にイランの海岸近くに配備されているという。

 2013年にこのミサイルがシリアへ向けて実際に発射された可能性もある。この年、アメリカとイスラエルはシリアへ軍事侵攻する動きを見せ、「化学兵器話」を西側のメディアは宣伝していた。これはすぐに嘘だと判明するが、それでも9月3日には地中海の中央から東へ向かって2発のミサイルが発射されたのだ。

 この発射をロシアの早期警戒システムはすぐに探知、2発とも海中に落ちたとされているのだが、その直後にイスラエル国防省はアメリカと合同で行ったミサイル発射実験だと発表した。事前に周辺国(少なくともロシア)へ通告はなく、シリアに向かってミサイルは飛んでいたことから、侵攻作戦をイスラエルとアメリカは始めたと考えても不思議ではない。

 最初の攻撃で躓き、中止になったのではないかと推測する人もいる。ジャミングで落とされたという説もあるが、ロシアがイランに提供するというS-300ならば打ち落とせるだろう。戦闘機でも同じことになる。

 ところで、ミサイルに搭載する核爆弾の開発は、1956年にシモン・ペレスがフランスでシャルル・ド・ゴールと会談し、フランスは24メガワットの原子炉を提供してから始まる。開発に必要な資金はエドモンド・アドルフ・ド・ロスチャイルド[Edmond Adolphe de Rothschild, 1926-97]をはじめとする富豪が提供したようだ。



 1958年にはアメリカもその事実を察知している。CIAの偵察機U2がネゲブ砂漠のディモナ近くで何らかの大規模な施設を建設している様子を撮影、それは秘密の原子炉ではないかという疑惑を持ったのだ。

 そこで、CIA画像情報本部の責任者だったアーサー・ランダールはドワイト・アイゼンハワー大統領に対してディモナ周辺の詳細な調査を行うように求めたのだが、それ以上の調査が実行されることはなかった。ランダールが大統領へ報告する場合、通常はアレン・ダレスCIA長官やジョン・フォスター・ダレス[John Foster Dulles]国務長官が同席したようで、両者も調査の続行を要求しなかった可能性が高い。

 核兵器の開発には重水が必要だったのだが、この重水をイスラエルはノルウェーからイギリス経由で秘密裏に入手する。その取り引きについてノルウェーのアメリカ大使館で筆頭書記官だったリチャード・ケリー[Richard John Kerry、1915-2000]は1959年の段階で国務省へ報告している。

この書記官はアメリカの国務長官を務めているジョン・ケリーの父親だ。

 1960年3月には西ドイツのコンラッド・アデナウアー[Konrad Adenauer]首相がニューヨークでダビッド・ベングリオン[David Ben Gurion]首相と会談

核兵器を開発するため、1961年から10年間に合計5億マルク(後に20億マルク以上)を融資することになった。この会談をアメリカ側が知らなかったとは思えない。

 アデナウアーとベングリオンが会談する前月、1960年2月にイスラエルの科学者はサハラ砂漠で行われたフランスの核実験に参加した。その直後にはイスラエル自身が長崎に落とされた原爆と同程度の核兵器を所有している。1963年にはイスラエルとフランス、共同の核実験が南西太平洋、ニュー・カレドニア島沖で実施された。






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