戦後生まれなので終戦記念日といってもピンとこないのが本音です。
でも、親は、戦後の世の中で苦しかったけれど生きて
子育てをしてくれたのだなと振り返る日にしています。
私の父は、海軍の特攻隊でした。死ぬ覚悟で敵に対戦していったとも聞いています。
当時の戦闘機事情で不時着したり、エンジントラブルで
引き返したので生き延びたようです。
父が自費でその頃のことを手記にまとめました。
冊子で我が家にも残っています。でも、中身を見るのが怖くて
最後まで読んでいません。ことしは、しっかり読もうと思っています。
今、私が生きているというのは、父が復員して結婚した結果です。
帰ってこなかったら私の存在はありません。
20代の私は、父の戦争体験の話を聞くのがいやでした。
避けていたのかもしれません。悪かったと思います。
もっと、話を聞いてあげたらよかったと反省しています。
私もシャイだし、父もシャイだったから二人の会話はあまりなくて。
ただ、息子が高校生の時に悩みを電話で父に話したら
長い手紙をくれました。
父も母も他界していなくなったいま、やっぱりさみしいですね。