(↑この絵は下記のGONZO STYLEより勝手に拝借)
mura氏のblogにて、ゴンゾスタイルがリニューアルされたというので早速見に行ってみた。
そこにはいくつか注目の商品があるが、今回はその中の1つ、ロザリオとバンパイア関連商品「仙道紫おっぱいマウスパッド」を取り上げたい。
http://www.gonzo-style.jp/products/detail.php?product_id=102
該当の商品は↑これだ。
実はこれ、意外に商品化しにくいモノなのだ。
なぜか?
仙道紫が貧乳だからさ(笑)。
私の記憶によれば、萌香, 裏萌香, 胡夢, みぞれ の4名についてはすでにおっぱいマウスパッドは商品化されていた。
主役級ヒロインのなかでは貧乳の仙道紫だけが商品化されていなかったのだ。
なぜ貧乳では商品化しにくいのか?
貧乳は巨乳に比べて需要が無いからなのだろうか。
いや、それは違う。
遠まわしには間違っていないような気もするが、直接的には正しくはない。
原因は、おっぱいマウスパッドを作るために型を起こさなければならない事にある。
市販のおっぱいマウスパッドをよく観察してみよう。
よくよく見てみると、ほとんどの商品で立体構造が同じになっている。
おっぱいの立体構造って、いったいどうやって作っているのだろうか。
それは、おっぱい形の空洞になっている鋳型に高温でドロドロになっているゲルを流し込んで、冷やして固めて作るのだ。
これはもう、コーヒーゼリーでも作るかのようにカンタンに量産することのできる優れもののやりかただ。
ヘラでも使ってコーヒーゼリーの形を整えて作るのと、容器に入れて冷蔵庫にほおりこんでおけば自動的に出来上がるのと、いったいどっちがラクチンなのかは火を見るより明らかであろう。
それが鋳造のやりかただ。
しかし!
実は大きな欠点がある。
型をおこす費用がメチャメチャ高いのだ。
おっぱいマウスパッドの場合の型代はどうかしらんが・・・
例えば切削で作るとなると、初期費用は0円だが1個あたり1万円かかるとする。
例えば鋳造で作るとなると、初期費用は1000万円だが1個あたり500円でできるぐらいになる。
1053個以上売れれば鋳造のほうが安くあがる。
正確には金利負担の分も加味しなければならないので、まあまあ短期間で1000個に近い数が売れなければ話にならない。
実は世の中そういう具合にできているのだ。
それを貧乳マウスパッドにおきかえて考えてみよう。
既に商品化されている巨乳マウスパッドならば、型を使い回せばカンタンに商品化できる。
しかし、貧乳マウスパッドだけは違う。
貧乳おっぱいの型を新たに起こさなければ商品化できない。
そしてそれには多額の費用が必要なのだ!
いまお金のないGONZOにそんな多額の費用を用意することができるのか?
できるわけがない。
さっきの例のごとく1000万円なんて費用はかかるわけがないが、それでも多額のイニシャル要求は厳しすぎる。
ではどうやったのか?
これには1つの仮説がある。
千早&あずさのおっぱいマウスパッド - アイドルマスター情報まとめ
http://imasnews765.blog9.fc2.com/blog-entry-403.html
この問題を解く鍵は↑これだ。
(たしか以前にもアイマス師匠のサイトで取り上げられていたような気もする)
あざささんマウスパッドはよく見る形の立体構造をしている。
萌香, 裏萌香, 胡夢, みぞれ のおっぱいマウスパッドと同じ形をしているはずだ。
しかし、千早マウスパッドだけは違う。
これだけは特別だ。
わたしの知る限り、これが人類が始めて商品化にまで到達した貧乳マウスパッドなのだ!
ぬう、これはちょっと欲しいかも・・・
いやいや、それはおいといて(笑)。
さて、これをよく観察してみよう。
おっぱいマウスパッドをよく観察というと何だか変態的だが、そこはグッとおさえて冷静におっぱいの三次元構造を観察してみるのだ。
そうするとわかることがある。
これは、仙道紫おっぱいマウスパッドと形がソックリではあるまいか!?
そうなのだ。
アイマスの千早という、ある程度の数がはけるとソロバンはじける先人がいて、そちらで貧乳おっぱい型が作られているからこそ、仙道紫おっぱいマウスパッドはこの世に生まれ出ることができたのだ。
千早がいなければ日の目を見なかった奇跡の商品化といっても過言ではなかろう。
ちなみに、ビジネスのスタイルにも多少からむような、解決しなければならない問題が他にもある。
誰がどこまで費用を負担するかという話である。
例えば。
型代を全額自前(商品の企画側)で持って、自分とこの設備にして、他人がそれを流用できないようにするというやり方がある。
この場合には、他の人が商品化するための敷居を高くすることによって、市場を独占しやすくなるというメリットが生じる反面、初期費用がバカ高くなったり、設備が増えて管理がめんどくさくなったりというデメリットも生じる。
「ゆずのおち○ち○マウスパッド」(※2)のように他にはける見込みがない商品については、商品の企画側が全額負担しなければ型を作ることはまずできない。
実はそうではないやり方もある。
貧乳おっぱい型のように、他でも使いまわせそうだという事が製造業者側で予め分かっている場合である。
初期費用の一定割合を製造業者側も負担して、商品の企画側の初期費用を抑える代わりに、型は製造業者側の持ち物になり、他の人にも売ってもいいという契約にする。
例えば半導体メーカーなんかでスペックがビミョーに違うだけの似たような商品が複数ラインナップされているのは、実はそういった事情によるところもあるのだ。
今回のこの仙道紫おっぱいマウスパッドは後者のビジネススタイルから生まれた商品であろう。
そう考えるとやはり千早は偉大な存在だ。
おっぱいマウスパッドの多様性に多大な貢献をしているのだから。
ちなみに・・・
同じ値段なら形にオリジナリティーのあるおっぱいマウスパッドを買ったほうがお得である。
そのほうが製造コストがかかっているからだ。
例えば千早や仙道紫のおっぱいマウスパッドであり、例えばゆずのおち○ち○マウスパッドである。
さあ、あなたも千早のおっぱいマウスパッド買って、控えめな胸をふにふにしよう!!
【※1 mura氏のblog】
個人就活ブログ
http://japanimation.blog72.fc2.com/
【※2 ゆずのおちん○んマウスパッド】
むすめーかー グッズ化計画
第1弾 ゆずのおち○ち○マウスパッド
http://www.digitalcute.com/contents/content/view/123/189/