遥か遠い銀河のBARで…
入店して間もない青年がまかない当番だった。
店長は出来たというまかないの用意された席に座った。
見た感じ、
出てきた味噌汁に具らしいものが見当たらない…
「具無しなのか?」彼は訪ねた…
「あっ!底の方に沈んでます。」
「底に?」
彼は
おそる、おそる、
箸で味噌汁をかき回してみた…
超みじん切りの物質が箸に引っかかっては直ぐに沈んでいく…
これはいったい…
「なんだ!?」
「焼豚です!」と彼は言った…
さらに、
「冷蔵庫に焼豚があったので細かく切って入れてみました!」
と元気いっぱいに彼は言い放った…
味は、
美味くもなく不味くもない…
ただ、
底のみじん切りの焼豚が箸では食べにくい...
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