Bazilika (バジリカ)というだけで通ずるほどのブダペスト最大の観光スポットのひとつである。
場所はくさり橋 (Széchenyi Lánchid) を渡って、ペスト側へまっすぐ300mほど入った所。
くさり橋の向こう、丸い屋根で両塔の建物
エリザベート橋の向こうにライトアップされたバジリカ (日洪国交140周年記念行事 2009年11月17日撮影)
バジリカ正面 裏(祭壇)側から見たバジリカ
バジリカドームから見下ろしたイシュトヴァーン広場;建国記念日の式典でお馴染みの場所、向こうには王宮が望める。
大聖堂の外回りには、ローマカトリックの聖人像が数多く飾られている。
大聖堂裏側には、聖ルーカチ。 入口横には聖ジェローム。
教会は、1851年に建築が開始されたが、途中で壁やドーム屋根が嵐で崩壊したりで、結局、完成
したのは1906年であった。
ネオルネサンス様式で、ギリシャ十字ドーム屋根の高さは96mで、屋根の外径は22m、右側の塔の
中にはハンガリー最大の鐘がある。 初期の鐘は8トンの重さであったが、第2次世界大戦の鉄供出で
使われ、今の鐘は9トンで外径は2.4mの大きさである。
主祭壇に祀られているのは、ハンガリー初代の王、聖イシュトヴァーンの像である。
背景には金箔がふんだんに使われている壁画。
豪華絢爛のドーム部天井。
説教台、懺悔室、傍聴席椅子と、いずれもハンガリーを代表する教会として超逸品ぞろい。
聖エリザベート像 窓には美しいステンドグラス
祭壇の向かい側は大きなオルガン、オルガンコンサートが時々、開催されている。
教会北側の礼拝堂には、聖イシュトヴァーンの腐敗しない右腕が聖骨箱に納められている。
この右腕を如何に腐敗から上手く保存しているかを証明している。
(1000年も前の腕が腐敗なく残っているのは信じがたいが、信じるもロマンであろう)
他の展示物; 洗礼用の煙燭台 聖母マリア像
これで、「都会の大教会」(2)聖イシュトヴァーン大聖堂はお終いです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます