撮り旅・ヨーロッパ

ハンガリーを拠点にカメラ片手に古い教会を主に写真撮影の旅を楽しみ、そこで拾った生活、文化情報を紹介します。

バラトンそぞろ歩き(9)B/almádi

2017-10-17 11:46:36 | 海外生活

1-11. Balatonalmádi (バラトンアルマーディ)

  バラトンの北東部で最も大きな町であり、人口は約8,500人、Veszprém郡に属する市で、

 周りの村や町の行政の一部を賄っている。

   ローマ時代からの古い居住地域であり、ブドウ栽培が盛んであったらしいが、今は山の上

 まで家がびっしりと建って、ブドウ園も少なくなっているようだ。

  坂の多い町ということで、上からの眺め、夜景が美しいのが特徴。 山間に宿、レストランが多い。

 

<ロケーション>

   

 

<見どころ>

・ アルパート時代(ハンガリー建国前)からの古い教会;

  1.改革派(カルヴァン主義)教会

  13世紀に、すでに存在した小さな教会をゴシック様式で拡張し、15世紀には塔を

   追加した。 周りに石壁をめぐらした要塞教会である。

    

 

 2.ローマカトリック教会;

    オリジナルは1200年代に司教教会としてロマネスク様式で建てられた。

  オスマントルコ軍の襲撃で破壊された後、1789年にバロック様式で再建された。

  山を登り切ったSzentkirály-szabadja (セント・キライーサバジャ)という集落の中にある。

 

 3.その他、新しいローマカトリック教会が2つ(聖イグナツ教会&聖イムレ教会)が有るが、

  このブログの「バラトンの車窓から(3)」2013-08-26寄稿時に触れたので割愛する。

 

・Hunguest Hotel (旧ラマダホテル)屋上からの眺望;

 アルマーディの看板だったラマダホテルも身売り(?)とは残念。

  対岸まで見渡たせ、コーヒーを飲みながら至福の時が過ごせることであろう。

 

・湖畔沿いの公園;

  よく管理、整備され、小さい子供達の遊び場まで備えた公園は貴重な存在だ。

 公園の中の「Light Coffeebar」は市民と旅人に寛ぎを与えてくれる。(写真の右の建物)

 

・紅葉狩り;

 国道71号線より Balatonfüzfő 側を眺める。

 

   山沿いを走るサイクリングロード (Vörös-gödör ブドウ園の多い地区)

 

バラトンは、住民にとって、自分の住んでいる処から見える風景が一番だと言わせるにふさわしい湖

なんだなぁと確信しながら、これにて「バラトン北東部のそぞろ歩き」を終わります。

 

「バラトン遍路の旅」  http://motsukahu.web.fc2.com

 

 

 

 

 


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