バラトン最大の町シオーフォク (Siófok) は、人口25,000人であるが、夏場(6~8月)には近郊を合わせると
100万都市に膨れ上がると云われる。 その為か駅舎も立派で、駅前の中心街は数年前に大改造された。
駅舎と向かって右側にバスターミナルが繋がっている。 給水塔(高さ45m)は1912年からの町のシンボル。
お薦めレストランとケーキ屋さん; ①と②は駅前の中央広場の角にある。
①イタリアン “Bella” は本場仕込みでスパゲッティ ②ケーキ屋 “MARCIPÁN” はいつも満員で
の麺に腰がある。 夏場は脇にテラスができ、路上を賑わす。
お薦めケーキは “Tönkölybúzás” 160Ft. と安く、マーコシ(ポピーの種子)のトッピングで甘さ抑えた日本人好み?
③ 駅からは、ちょっと遠いが行く価値ありのハラスレーの美味しいレストラン; “Öreg Halász” (ウレグ ハラス)
淡水魚の臭みが全くなく、量も多いのでパンを添えて貰うだけで昼食には充分であろう。
オーダーする時に、タマゴを入れてくれと頼むと、鯉のタマゴが賞味出来る。 ハンガリー随一の味かも?
シオーフォク駅構内(480系気動車はブダペスト南駅からの急行列車(6両編成) 2等車内模様
シオーフォクの教会;
① ローマカトリック教会 現在の物は1903~4年に建て替えられたもので、オリジナルはバロック様式で
1737年に聖母マリアを祀って建立された。 教会内部(祭壇側)
② ルター派プロテスタント教会 ; 1991年に建てられた
教会内部(入口側) 新しい教会であるがユニークなデザインで人気を呼んでいる。
バラトン最大の街に相応しく、夏場は路上の屋台、店には多くの観光客が集まる。 湖畔には湖水浴客で賑わう。
夏に賑わった湖畔もシーズンが過ぎると、替わって白鳥と鴨の賑わい。 2013年11月3日撮影
シオーフォク港の入口、向こうに望めるのはティハニ半島。
港内から多くのフェリー、遊覧船が発着する。
シオーフォクを出ると普通列車が停まる次の駅は、バラトンセープラク・フェルショウ (Balatonszéplak-felsó)
その次が、バラトンセープラク・アルショウ (Balatonszéplak-alsó) である。
バラトンセープラク・フェルショウ駅 バラトンセープラク・アルショウ駅
これで、「バラトンの車窓から」(14)シオーフォクは、お終いです。