撮り旅・ヨーロッパ

ハンガリーを拠点にカメラ片手に古い教会を主に写真撮影の旅を楽しみ、そこで拾った生活、文化情報を紹介します。

「バラトンの車窓から」(14)シオーフォク

2013-11-05 18:46:11 | 海外生活

 バラトン最大の町シオーフォク (Siófok) は、人口25,000人であるが、夏場(6~8月)には近郊を合わせると

100万都市に膨れ上がると云われる。 その為か駅舎も立派で、駅前の中心街は数年前に大改造された。

 

駅舎と向かって右側にバスターミナルが繋がっている。   給水塔(高さ45m)は1912年からの町のシンボル。

  

 

お薦めレストランとケーキ屋さん; ①と②は駅前の中央広場の角にある。

 ①イタリアン “Bella” は本場仕込みでスパゲッティ    ②ケーキ屋 “MARCIPÁN” はいつも満員で

   の麺に腰がある。                          夏場は脇にテラスができ、路上を賑わす。

      

 お薦めケーキは “Tönkölybúzás”  160Ft. と安く、マーコシ(ポピーの種子)のトッピングで甘さ抑えた日本人好み?

 

 

 ③ 駅からは、ちょっと遠いが行く価値ありのハラスレーの美味しいレストラン; “Öreg Halász” (ウレグ ハラス)

   淡水魚の臭みが全くなく、量も多いのでパンを添えて貰うだけで昼食には充分であろう。

   オーダーする時に、タマゴを入れてくれと頼むと、鯉のタマゴが賞味出来る。 ハンガリー随一の味かも?

 

 

シオーフォク駅構内(480系気動車はブダペスト南駅からの急行列車(6両編成)     2等車内模様

 

 

シオーフォクの教会;

 ① ローマカトリック教会  現在の物は1903~4年に建て替えられたもので、オリジナルはバロック様式で

   1737年に聖母マリアを祀って建立された。       教会内部(祭壇側)

                

 

                                  ② ルター派プロテスタント教会 ; 1991年に建てられた            

  教会内部(入口側)                     新しい教会であるがユニークなデザインで人気を呼んでいる。

       

 

バラトン最大の街に相応しく、夏場は路上の屋台、店には多くの観光客が集まる。 湖畔には湖水浴客で賑わう。

 

 

 夏に賑わった湖畔もシーズンが過ぎると、替わって白鳥と鴨の賑わい。    2013年11月3日撮影

 

 シオーフォク港の入口、向こうに望めるのはティハニ半島。

 

港内から多くのフェリー、遊覧船が発着する。

 

シオーフォクを出ると普通列車が停まる次の駅は、バラトンセープラク・フェルショウ (Balatonszéplak-felsó)

その次が、バラトンセープラク・アルショウ (Balatonszéplak-alsó) である。

  バラトンセープラク・フェルショウ駅                  バラトンセープラク・アルショウ駅

 

 

  

 

      これで、「バラトンの車窓から」(14)シオーフォクは、お終いです。

 

 

「バラトン遍路の旅」