「ハンガリーの教会巡り」を一休みしている間、バラトン湖周辺の町を電車の旅「バラトンの車窓から」と
銘打って紹介したい(名所、教会、駅舎、美味いもの処 等)。
バラトン湖を巡る鉄道の旅は、湖の北東の玄関口の町、バラトン・アカラッチャ(Balatonakarattya)
から始めるのが順当であろう。
ブダペストの南駅からバラトン湖北岸を通る電車に乗れば、アカラッチャ までは2時間ほどである。
但し、アカラッチャには停まらない急行電車もあるため、乗り込む電車には注意を要したい。
ハンガリーの電車は15分遅れなどは日常茶飯事(大らかで結構!)なので到着時刻にこだわらず、
電車の種類、行き先に気を配る必要がある(自分自身の失敗談)
先頭のM41系ディーゼル気道車はインターシティ アカラッチャ駅に到着した普通電車
または急行列車 新型電車で各駅止まり、座席も快適。
夏は何と言っても、どの町にもある湖水浴場(ハンガリー語でStrand) がバラトン一番の呼び物。
湖水浴場の入場料(大人550Ft. 学生6歳以上の子供350Ft./日) 無料の箇所もあるが....
この湖水浴場は、冬場もなかなかの写真スポットである。
バラトンで唯一のトンネルを抜けると、広がる湖岸風景が一押し。
トンネルを抜けて次の停車駅バラトン・ケネシェに向かう。 (正確には次の駅はケネシェ・ウドゥローテレップ駅)
アカラッチャのお薦めレストランは、国道71号線沿いにあるインドネシア料理のSpoon。 ブダペストのくさり橋
脇にあるボートレストランとは経営者が同じ。 メニューはエスニック主体、子供の遊戯施設がレストラン内にある。
レストランに隣接する公園は広大で、町民の憩いの場と催し物会場に提供。
お薦めメニュー: タイ風エビ入りスープ 小羊のステーキと野菜チャーハン
ハンガリアン料理ならば、横にあるレストラン“Degesz” は魚料理が美味く、値段も庶民的。
「バラトンの車窓から」(1)バラトン・アカラッチャ はこれでお終いです。