今回はバラトン湖より更に西へ40kmの所にある教会を2つ紹介します。
Bucsuszentlászló (ブチュ・セントラスロー)駅とBzmot 308 電車はマニアの注目。
<百六十七番札所; Bucsuszentlászló (ブチュウ・セントラスロー)ローマ・カトリック教会>
教会は、13世紀にロマネスク様式でフランシスコ会の修道士によって建てられた。
18世紀にバロック様式で内陣と塔を追加した。 18世紀には、フランシスコ会の修道院があったが、
1950年からは養老院としても使われている。
フランシスコ会 ; 1209年、イタリアのアシージ生まれの聖フランシスによって創立。
鉄道線路の脇に佇む教会 教会入口
祭壇側外観 祭壇側から見た修道院
内陣(祭壇側) 祭壇から修道院への入口
内陣入口側
<百六十八番札所; Nagykapornak (ナージ・カポルナク)ローマ・カトリック教会>
教会は、12~13世紀のロマネスク様式で建てられたベネデクト修道院教会であった。
18世紀には、バロック様式で再建された。 オリジナルは3層内陣構造であったが、この時単内陣
に拡張した。 教会には、オリジナルの修道院が付属されていたが、あまりにダメージがひどかった
ので、18世紀にロココ様式で新しく建てた。 今日みられる教会は1865年に建物の西側を、
1923年には東側を建て替えた。 東側は現在は司教教会になっている。
教会南側から 教会西側から 塔
内陣祭壇側 説教台 内陣入口側
これで、「Zala (ザラ)付近の教会」はお終いです。
「バラトン湖遍路の旅」 http://invitel.hu/otsuka