昨夕NHKのテレビを見てショックを受けた。インドネシアの首都ジャカルタ圏で、この10日間で在留邦人10人が新型コロナ.ウィルス「デルタ」に罹り亡くなっている。ジャカルタには2万人近い邦人がいる。しかし、邦人保護から政府が武漢でのコロナ発生時のようにチャーター機派遣する動きはない。大丈夫なのか心配だ。
NHKのテレビ画面はジャカルタの病院を紹介していたが、患者が病室からあふれ、廊下までベッドが一杯、手術用の酸素ボンベと同居である。ジャカルタ首都圏での病院ベッド占有率は95%で、政府は酸素ボンベの緊急輸入している状態だという。
インドネシアでは7月に入ってから「デルタ」新株が爆発的に発生、6日には全土で31189人の新規感染者が出て725人が死亡している。まさに緊急非常事態のようだ。しかし、ジャカルタには常駐特派員を駐在しているマスコミが少ない。わが家の購読紙はこの事態を一行も伝えていない。