「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

介護崩壊が心配

2020-12-09 16:28:26 | 2012・1・1

週に一回、足腰のリハビリに通園治療しているが、今日の参加者は男性は僕一人だった。4月―5月の非常時宣言の後、施設が自主的にサービスを中止したことがあって参加者は減少していたが、再開した後も元の盛況には戻らない。施設は医院との併設といこともあって防止には細心の配慮をしてくれ、送迎バスはわずか二人ということもある。

夕刻、新たな東京の感染者数を速報で知ったら、572人と過去2番目に高い数字だが65歳以上の高齢者が100人を超えた。心配だ。が、僕は施設がサービスを中止した時心身ともに弱まったにがい体験をしているから自分からやめるつもりはない。しかし、先日94歳の先輩からの電話があって隣が病院だが、三密回避のため通院を控えているとのことだ。同じような気持ちの人が多いみたいだ。

旭川では二つの大病院がクラスタ―で看護師不足になり自衛隊からの支援を要請したという。北海道では医療機関だけでなく、介護施設でのクラスタ―も多発していいる。介護施設の崩壊が心配だ。


のぞき見の海外旅行(34)イタリア(3)フィレンツェ 芸術の都

2020-12-09 06:51:27 | 2012・1・1

15世紀ルネンサンス時代メデイア家の保護の下で繁栄したイタリア中部の「芸術の都」である。市内にはウイルデイ美術館のレオナルドダビンチの「受胎告知」、ミケランジェロの「聖家族」など西洋美術史にでて来る名画が数多くあり一日では見きれない。

2000年、退職後フィレンツェに移住した旧友を訪ね旧市内の石畳みの古い住宅を改造したホテルに三泊した。その先達のお陰でパッケージ観光では見られない市民の市場まで見学できたが、市内を流れるアルノ川にかかるべツキオ橋の両側の商店街が興味を引き,買いもしない金細工を冷かして歩いた。場末のバール(バー)でワインを飲んだり家庭の味のパスタを食べたりした。

滞在中、一日咲いて列車とバスで一時間あまりピサの斜塔の観光に出かけたが、修復中で中に入れなかったのは残念だった。トスカニー地方の田園を車窓からかいま見られた。