「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

災厄はらい目黒不動の正五九の縁日

2020-05-29 06:01:06 | 2012・1・1

毎月28日は東京の目黒不動の縁日だが、このうち正月、5月、9月は「正五九」といい、この日に参詣すると災厄はらいになるとか、物事が成就するとか江戸の時代から人気があった。残念ながらこの「正五九」も最近は忘れかけられ、昔ほどの賑わいはない。

緊急事態宣言が明けた昨日、東京は梅雨入り前、雲一つすめ好天気。”三密”を守り、長い間外出を自粛していた老妻がこの陽気に誘われ、娘につきそわれて「正五九」のお不動さまへでかけてきた。その話だと、お不動さまは依然として緊急事態にあり、本堂には昇殿できず、階段下でお参りするだけだったという。

お寺さんの悪口を言うと、口がまがるかもしれないが、善男善女はこの時期コロナウィルスの魔除けに参詣にきている。コロナ払いに護摩をたいて貰いたい。賽銭箱前に消毒液をおかないでも感染はしない。コロナウィルスよけのお守りが有ったら買いたいところだ。