「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

安部内閣の支持不支持率逆転 ””小だし”戦術の不人気

2020-05-19 07:55:01 | 2012・1・1

新型コロナウィルスの感染拡大は収小に近ずいているんだろうか。購読紙産経新聞は社会面に当然のように小さく「国内感染31人」と報道しているだけだ。政府の世論誘導もそうなのだろうか。昨日民放の報道番組をみていたら21日に早くも緊急事態宣言が解除されるという予測があった。

安倍内閣の支持率と不支持率とがNHKの世論調査(5月15日ー17日)によると、支持率37%に対して不支持率45%と逆転した。同時に自民党の支持率も低下、逆に野党立憲民主党が久しぶりに僅かだが上昇した。

人気挽回を狙うのか自民党は今国会の第二補正予算案として再度国民一人当たり○○円を支給する案を検討中だという。先日決まった10万円支給の手続がやっと始まったばかりである。2月に国民に約束した布マスク2個はまだわが家には届いていない。ことマスク問題ではない。昨日横浜市では中国の姉妹都市から贈られてきたマスクを市民に配布していた。妊婦用の欠陥マスクの報道とでは国民の受ける感じは違う。

21日には8都道府県すべての宣言が解除されるのか、それとも情勢に応じた新しい宣言なのかわからないが、j従来の手法を見ると、僕には対策が一度にすべてではなく、”小だし”のような印象を受けるがどうだろうか。それが対応策の不人気の原因に思えるのだが。