韓国ソウルの繁華街のクラブハウスで新たなコロナウィルスによるクラスター(集団感染)が発生、9日までに40人が陽性と判断されている。韓国はコロナウィルス感染拡大防止対応策についで、世界でドイツ、台湾と並んで優等生と呼ばれ、この6日には防止策の一部が解除されたばかりである。
これを受けてソウル市長は即時クラブの営業停止命令を出した。当然のことだが、わが国では同じような事件が起きたた場合どうだろうか。緊急情勢宣言下、幸いクラブハウスなど飲食を伴う接客業ではないが、国の特措法で休業を要請されているパチンコ店はこれを受け入れず、東京都では要請を受け入れない21店舗の名前が名前が公表されてに名前が載っていた。
コロナウィルスの感染拡大は9日も東京では36人と1週間続けて100人以下、大阪でも市が独自に定めた宣言解除基準「大阪モデル」をクリアーしている。この傾向を受けて世論は政府の宣言の早期解除を望んでいるようだが、その時期でのソウルのクラブハウスの集団感染である。国の要望などなんとも思わない国民もいるこの国だ。特措法を改正して厳しいものにしなければならない。ソウルのこのクラスタ―は日本にとって良い警鐘である。