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「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

日馬富士は即刻横綱辞任を

2017-11-15 05:43:47 | 2012・1・1
横綱日馬富士が場所前のモンゴル出身力士の親睦会の席で、酔っ払って幕内貴の岩の頭をビールビンで殴りけがをさせた。日馬富士は今場所初日、二日目と連敗していたが、この事件が表にでた三日目、膝のケガを理由に欠場した。”品格、力量すぐれて”横綱に推挙されたのである。日馬富士は即刻、横綱を辞めるべきである。辞めなければ、相撲協会は解任するのが当然だ。

7年前の平成10年1月場所でモンゴルの先輩横綱、朝青竜がやはり酒を飲みすぎて、知人に暴力をふるい、横綱審議会から引退勧告を受けて辞任した前例がある。初代横綱明石志賀の助から72代横綱稀勢の里までの歴代横綱で、酒の上の不祥事は、モンゴル出身のこの二人だけある。かって戦後初の横綱前田山は、ケガで場所を欠場中、日米野球を観覧したという理由で横綱を辞めさせられた。また60代横綱双羽黒は、チャンコをめぐるいさかいで、親方とケンカとなり部屋を飛出し横綱の座を去っている。こういった例はあるが酒の上での不祥事はモンゴル力士以外にはない。

横綱の権威といえば、やはりモンゴルの鶴竜の方が問題ではないだろうか。今年になって六場所中四場所、ケガで欠場、2014年5月横綱に昇進してから五年で九場所も休んでいる。前代未聞である。にも拘らず、横綱審議会から何も問題が提議されていない。今回の日馬富士の不祥事についても”厳酷な処分を”すべきである、事件は貴の岩の属する貴の花部屋から警察に事件として訴えも出ている。”厳格の処分を”ではなくて協会に対して、即刻解任すべきと勧告すべきだ。