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「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

国税の無駄遣い 「生活の党と山本太郎とそのなかまたち」

2014-12-28 06:59:06 | Weblog
小沢一郎氏の「生活の党」が先日の衆院選で惨敗し”国会議員5人以上”という政治資金規正法の適用外の政党に転落した。慌ててて無所属議員からの入党議員を探していたら、山本太郎氏が名乗りをあげ「生活の党と山本太郎とそのなかまたち」という変な名前で総務省に登録し、政党交付金を受けられるようになった。全く国税の無駄遣いである。

山本太郎氏はタレント出身で、2013年の参院選挙で東京地方区から反原発、反TPPを掲げて無所属で立候補、666,847票を獲得,第4位で当選した。しかし、議員になってからの話題といえば、天皇陛下主催の秋の園遊会で、陛下に直訴状を手渡し、場所をわきまえない行為として参院議長から厳重注意を受けたぐらいだ。

小沢一郎氏の「生活の党」は衆院では小沢氏のほかにもう1人、参院は沖縄出身の議員に、例の”やわらちゃん”こと柔道の谷亮子議員の二人、衆参合わせても議員は4人とは知らなかった。まさに”天下の秋”を知る状態だったが、一応、山本氏の入党で、政党の体裁はでき、交付金を受けられるようになった。その額はいくらかだか知らないが、当然山本氏も、その”わけまえ”を頂くことになろう。

政党交付金は、僕らの税金で総額320億円という巨額である。それが、こんな数字合わせのような「政党」に交付されるとは、まったく呆れた話である。山本氏はみずから自分のことを”永田町の野良犬”と称しているそうだが、今の日本では野良犬は保健所の取締りの対象である。それよりも、こんな男に666,847票も投じた有権者の愚が問題である。