「慰安婦問題に関する誤解を糾す」パネル展が東京の多摩地区で巡回展示されている。膝が悪く見られないのが残念だが、YOU TUBEで展示の一部を見た。戦争体験のない世代には、韓国のいう”従軍慰安婦”とか”性奴隷”の実態が理解できない。その意味では好企画である。主催団体のHPを見ると、展示会のほかに、あの時代を体験している”生き証人”を探し”従軍慰安婦”のインチキさを明らかにしたいとあった。
これを見て僕が第一に頭に浮かんだのは中曽根元総理が、かって知人に語った形で本にした、いわゆる”土人女を集めて慰安所を作った”発言である。これに関して高知の平和団体が、中曽根元総理が慰安所設置に直接関与した証拠であり、これを裏付ける文書が防衛庁の保存資料にあると騒いでいる。そして民主党の辻本清美議員が国会の委員会でしたり顔で質問していた。
僕も防衛庁の資料を見たが、戦争中の日海軍の基地建設体制を知る上では、大切な資料である。しかし今騒がれている”従軍慰安婦”問題の本質ではない。資料は当時海軍の主計中尉であった中曽根氏が昭和17年4月、占領直後のカリマンタン(インドネシア)のバリックパパン石油基地の施設班長に任命された文書である。中曽根氏は”豪語癖”のある人らしく”三千人の大部隊の隊長”と本に書いているが、三千人のうち大半の二千三百人は、石油基地で働く民間の徴用工であった。
中曽根氏は”土人女を集めて”といっているが、どうやって集めたのだろうか、中曽根氏の経歴をみると東大出の短期現役の主計将校でインドネシア語がしゃべれるとは思えない。同じころ同じカリマンタンのバンジェルマシンでは、戦前から同地に住む日本人を介して慰安所を作っている。中曽根氏の場合も多分同じである。あの時代には南京の”百人斬り”みたいな変な話を自慢する人がよくいたものだ。中曽根氏がそうとはいわないが、事実は事実として語り”従軍慰安婦”のウソを糾す”生き証人”になって頂きたい。さもないと、辻本議員みたいに依然”従軍慰安婦”のうそを信じている日本人がまだ大勢いるからだ。
これを見て僕が第一に頭に浮かんだのは中曽根元総理が、かって知人に語った形で本にした、いわゆる”土人女を集めて慰安所を作った”発言である。これに関して高知の平和団体が、中曽根元総理が慰安所設置に直接関与した証拠であり、これを裏付ける文書が防衛庁の保存資料にあると騒いでいる。そして民主党の辻本清美議員が国会の委員会でしたり顔で質問していた。
僕も防衛庁の資料を見たが、戦争中の日海軍の基地建設体制を知る上では、大切な資料である。しかし今騒がれている”従軍慰安婦”問題の本質ではない。資料は当時海軍の主計中尉であった中曽根氏が昭和17年4月、占領直後のカリマンタン(インドネシア)のバリックパパン石油基地の施設班長に任命された文書である。中曽根氏は”豪語癖”のある人らしく”三千人の大部隊の隊長”と本に書いているが、三千人のうち大半の二千三百人は、石油基地で働く民間の徴用工であった。
中曽根氏は”土人女を集めて”といっているが、どうやって集めたのだろうか、中曽根氏の経歴をみると東大出の短期現役の主計将校でインドネシア語がしゃべれるとは思えない。同じころ同じカリマンタンのバンジェルマシンでは、戦前から同地に住む日本人を介して慰安所を作っている。中曽根氏の場合も多分同じである。あの時代には南京の”百人斬り”みたいな変な話を自慢する人がよくいたものだ。中曽根氏がそうとはいわないが、事実は事実として語り”従軍慰安婦”のウソを糾す”生き証人”になって頂きたい。さもないと、辻本議員みたいに依然”従軍慰安婦”のうそを信じている日本人がまだ大勢いるからだ。