SEO(すこし、E な、おやじ)のホームページ

ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

ネットもリアルも話半分

2008-01-29 01:36:35 | Weblog
もうすぐ全国のベンチャー企業が出展をする東京国際フォーラムでベンチャーフェアー(2/5,6,7)が始まりますが、今年は行くかどうかわかりませんが、毎年見識を広めるため、ビジネスチャンスを広げるために毎年行きます。



自分の分野の出展を見るのも面白いのですが、まったく違う分野を見るのも新しい発見があって、とてもためになります。普段では分からない、地方のベンチャー企業の活動などを見ると「こんな発想でやっているんだ」と驚かされることがあります。

インターネット関連で思い出すのは、以前にも書いた一六社というネットチラシ(SEO対応したA4サイズ制作された単一目的のホームページ チラシのようなホームページを各分野や地方別のポータルサイトにリンクし更に一六社の本家サイトにリンクするという構造)を手がける会社です。驚いたのは「こんな人でもIT企業の社長になれるんだ」ということです。田舎のおっさんという感じで、発言もアナログ的でした。HTMLという言葉もつい最近まで知らなかったそうです。

こういうフェアーで出展をしている企業の目的は、宣伝やパートナー探し、フランチャイズ加盟を求めるといったことです。ここでいつも思うのは、出展している企業の出す収益モデルというのはいつも計算が合わないということです。

宣伝している通りだと、いかにも収益が上げられ、魅力的な企業ばかりです。しかし実際は7~6掛けに見たほうがいいでしょう。中にはその半分くらいがいいところというのもあります。フランチャイズなら必ず平均より2,3割高い店の収益モデルを計上します。「こんな利益率でこの収益、本当かね」と声をかけると「実際は無理です」とこっそり社員が言ってました。

相手側の話は割り引いて考えなければならない点は、ウェブサイトの売買でも当てはまるようです。ウェブサイトの売買の場合、実際の収益を査定するわけですから嘘、大袈裟をつく余地がないのですが、買ったとたん大抵は何割か落ちるようです。中には買った途端収益がゼロというのも。

要因は運営者の能力まで引き継げない、状況は刻一刻と変化する等様々ですが、数字を鵜呑みにしてはいけないということでしょう。

ネットでもリアルでも、見方は同じで、話は割り引いて聞き、自ら計算して上限、下限の数字をはじき出し、見通しを立てた上で話しに乗るというのが定石でしょう。

それでも何事もやってみなければ分からない、というのが正直なところです。


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