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これは凄い!ヘッドラインTV

2008-03-14 01:36:49 | Weblog
以前チラッと書きました。ヘッドラインTVの実際の画面を見せてもらいました。これはなかなか凄いです。過去2年のNHKや主要民放局、8チャンネルのコマーシャルを含め全収録分をテキストデータで記録したものを検索で呼び起こせるというものです。

映像は1か月分らしいですが、1か月分の映像となると2テラバイト(1TB=1024GB(ギガバイト)=1048576MB(メガバイト))のハードディスクが必要ということです。ソニー製ですが一般には売っていないそうです。なぜならこれ単体では売れないからです。検索機能がなければこれだけの映像から見たいのを探すのは至難の業ということでしょう。

調べたいキーワードを打ち込めば、そのキーワードを取り上げている番組からCM、すべてがピックアップされます。要約文が出てきて、さらに再生を押せばその全収録が見れます。

誰がどういう使い方をするんだということですが、例えばこんな使い方をされているそうです。

あるメーカーが自社製品がどれくらいCMで流れ、どれぐらい番組で取り上げられているか調べるために取り入れられてます。

これは容易に想像がつき、それはそうだろうと思われるところですが、意外な使い方として、ライバルの商品のテレビ露出を計測します。そしてそのライバルの商品がいつどのタイミングで宣伝されるかを分析して、予想できるタイミングで自社製品の宣伝を店頭で、そのテレビで宣伝している文句そっくりの札を掲げて売るそうです。そうするとテレビCM料金を一銭も払わずに商品を効率よく売ることが出来るそうです。

それからあるコンサルタントが企業の不祥事に対する対応の仕方と報道時間の相関関係を調べるのに利用したそうです。それによると世間を騒がした食品の偽装事件がいくつかありましたが、対処の仕方により大きな差を生んだということです。「白い恋人」の石屋製菓は偽装を潔く認めたため、発覚から15日間で事件報道はなくなりました。一方船場吉兆は経営陣の関与をなかなか認めず、嘘に嘘を塗り固めたため100日もマスコミにさらす結果となりました。

検索はネットの方がお家芸ですが、担当者いわく、結局テレビの影響力が大きいから、テレビのことがネットに反映することが多いということです。だからテレビを調べることに意味がある。テレビマーケティングというのでしょうか?

これは面白いんですけど、ハードも含めた初期投資とランニングコストは安くないので、具体的に使い道がはっきりしないと勿体無いです。

話はそれますが、日経ヴェリタス(日経金融新聞)の宣伝で「マネーは英語よりもグローバール」という文句がいまいち何が言いたいのか分からないんですけど。マネーと言語の中の一つの英語を比較してマネーの方がグローバルって当たり前でしょう。マネーが特定の国しか使われていないものなら別ですが。


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