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ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

外からでは本当の事はわからない

2008-08-02 02:31:46 | Weblog
ある雑誌にテレビ東京の「ガイヤの夜明け」で紹介した、アイデアで活躍している企業が、放送後わずか10日後に民事再生法適用を受けた事がすっぱ抜かれていました。会社の社長は取材を受けた時、会社の財務状況を聞かなかったからだということですが、もっとも聞いても正直には答えなかったとも言ってました。

取材に行ったテレビ東京に非があるのかどうか難しいところですが、企業の中のことはなかなか良く分からないというのは事実だと思います。

以前、パチンコチェーン店の専務のであったころ、銀行が決算書を見て絶賛していましたが、台所は火の車でした。銀行員は、決算で純利益がプラスであれば、いい会社ですね、ほめていましたが、実際のところは借入金の元本返済を引いたキャッシュフローはマイナスで、更に簿外負債があったため、ひどいものでした。その後は解消しましたが。

決算書をプロに渡してもそういう感じすから、テレビ局や雑誌の取材では本当のことなど分からないのではと思います。

取材と言えば、「やっぱり仕組みを作った人が勝っている」という書籍を最近買って読みました。これはライターが、ビジネスの仕組みを考えて儲けている人々を取材し、その成功の経緯とその分析を書き下ろしたものですが、なかなか勉強になりました。

しかし中には、儲けた事は事実だろうけど、数年前の話で、今現在は疑わしいというのもありました。情報起業家で一斉風靡した菅なんとか、と言う人のストーリーが乗っていましたが、もう数年前の成功例のものでした。今ではアマンゾを見ても彼の著書はボロボロの評価です。ほとんど手法も陳腐化しているように思うのですが、それでも儲け続けているのか疑問です。

また保険の売り込む仕組みを考えて儲けている人の話がありましたが、その手法も今となっては使い古されて、ある内情を知っている保険の代理店の人が言ってましたが、いまそなことやってもなかなか成立しないということです。実際のところは儲け続けているかどうかわかりませんが。

取材を受けても、ビジネスで成功した例として受けると、実際は悪くてもなかなか、今は下火ですなんて事言わないでしょう。景気の悪い話は宣伝になりませんから。

やはり外からでは本当のことはなかなか分からないと言う事で、見る時は割り引いた見方をした方が無難と言う事だと思います。




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