やばい会社の見分け方

社長が鼻息荒く、傲慢で、社員は社長のイエスマン。説明会場は異様な雰囲気でした。後ろで社員はいちいちプレゼンテーターの言うことに「はい」と大きい声で呼応し、何かあったら拍手、まるでネットワークビジネスみたい。会場に来た人が暗いと無理やり拍手を求める始末。

健康器具や食品の代理店の募集でしたが、うちはＣＭに流しているから売りやすい、うちの商品は売れますなんて自慢げに言っていたけど、扱っている商品はすべてオリジナルのではなく、他社の代理店でも、ネットでも売っているものばかりでした。

会場を盛り上げようとする意欲を削がすような、確信に迫る質問をすると、社長が出てきて、攻撃の的になりました。姿勢が悪いから直せに始まって、大した事やっていない、人生の落ちこぼれだ尻の青い小僧だ、ここに来るやつは金がない、能がない、気力がない、どうしょもないやつばかりだ、でなければわざわざ師走の忙しいときにネットを皿のよう
に探して、食いぶちがないかと探してこない。もっとさらけ出して謙虚になれ、生意気に成功者のような顔をしやがって等、罵倒されました。年配の人なんか、人生の落伍者のような言われ方した人もいましたね。

次回の研修の話（費用２万５千円）を持ち出したので、ほら来たということで、振り切って帰りました。多分只と言いながらサンプルか商材は買わせるのでしょう。ネットワークではないけど似たようなものです。

昔も、マルチやあやしい会社の説明会場に出くわしたことがありますが、その経験から次のようなやばい会社のパターンが挙げられます。

①　市場に出せばすぐ売れるような錯覚を起こさせる。　
②　コストの面を口にしない。
③　競合他社との競合を聞くと、むしろ市場活性化のため競争相手が出てきてほしい　　と豪語する。　
④　今は只（或いは安い）だけどもうすぐ値上げをするから、これが最後のチャンス　　という。
⑤　うちは上場を予定している、とやたら上場を口にする。
⑥　やたら活気があって、打ち合わせをしたかのように呼応し、拍手があざやか。
⑦　社長がやたら元気で、声がでかい。相手に覇気を求める。

とくに①～④はリアルでもネットでも共通するところがあります。いままで引っかかったことはないですが、時間の無駄したり、いやな思いはしました。引っかかっている人も多いですが、常に相手側のメリットって何だ、ということを考える癖をつけると騙されないのではないかと思います。



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