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楽園中毒的Aya's Life
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「火宅の人」と旬の食べ物

2009-11-07 20:00:52 | Life&Love
I have been reading the book of "the person of the unstableness" written
by Kazuo Dan. He wrote about his private life in that novel.
He had a wife and five children, however he always roamed around the Tokyo,
Japan, and the world... I have never read such a great novel like that.
He also really love to cook, I felt friendly to him. because the way of
thinking about the cooking is smiliar to mine.
I want to keep reading his book!
and the pic is my dinner I made today, the boiled and seasoned
Japanese radish and pork.

ここしばらく夢中で読んでいた「火宅の人」が終わってしまった。
今までこんなに惹き込まれた小説はなかった位。私小説だから?かな。
檀一雄さんという大胆で自由奔放に生きた人。妻や子供達と離れ恋人との生活、
九州や海外での長期間の放浪の旅。海外の場面では様々な土地での生活が書かれていて
ホノルル、サンフランシスコ、モントレー、シカゴ、NYC、ボストン、ワシントンDC、
マイアミそして!Keywestまで足を伸ばしていた。
その後はヨーロッパに渡り、ロンドン、パリ、ドイツ、イタリア・・・とても面白かった。
そして、旅から戻ってもまた放浪生活。周りにいた女たちも次第に離れていき、
孤独の喜びを自覚するまでの長い時間をかけて書かれた物語。彼自身の人生がベースと
なっていて(ほとんど本当の話)20年を費し、彼は亡くなる直前に最終章キリギリス
を書き上げたという。
映画にもなっているし、沢山の人に読まれているのは、誰もがこんな風に自由に
生きれたら・・・という願望もあるんだろう。私もそんなところから強い魅力を感じた。

私が最後に涙した場面・・・10年来の恋人、恵子と別れるシーン。

「これはね、K会館で私に下さった置手紙、一番はじめのもの・・・」
私達のことの起こりはすべてその1枚の紙片から始まったこと気ついた。
「これをお忘れなく持って帰って頂かなくちゃ」

彼の料理についての考え方もすごく共感できた。八百屋、肉屋、魚屋などを回り
どう調理しようか?考えながらいろいろ買って、家に帰ってそれを煮込んだり焼いたり。
中でもタンシチューはとても美味しそうだった☆
私も、肉や野菜を自分好みに味付けてコトコト煮込むのが大好き。その時間も。

今日はこの本のいろいろなシーンを思い出しながら大根を煮た。大根と豚バラ味噌煮☆
実家の母が作った大根。とっても瑞々しくてすぐやわらかくなった。

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