この数日この本を読む時間が一番好きなひと時だった。
私は「檀」を買ったのは2001年らしい。他にも買ったまま読まずに本棚に並んで
いる本が少しあるけど。この前実家で見つけて読んでみようかな、と思って持って
帰ってきた。
沢木耕太郎さんが檀一雄さんの妻・ヨソ子さんの元を訪れ1年ほどかけて
インタビューを続けて、妻の視点で「檀一雄」を描いた作品。
私は正直言うと娘さんの檀ふみさんしか知らなかった。
淡々と人生が進んでいくけど、読んでいくうちにその世界に惹き込まれた。
沢木さんの手法かもしれないけれど、檀一雄に惹き込まれていった。
愛人との暮らし、息子の病気(後に亡くなる)海外を放浪したり、と自由奔放に見える。
しかし太宰治、川端康成、井伏鱒二などはじめとする文豪との交流、様々な
エピソードを見ていると憎めない、強い魅力を感じる人であった。
檀一雄の代表作といわれる「リツ子その愛」「リツ子その死」は前妻リツ子さんの
ことや闘病生活が描かれ(檀さんに看取られた)もう一つは「火宅の人」は愛人と
の生活が描かれているという。
読んでいくうちに胸がつまりました。深い、良い話だった。
人の人生、平凡に見えたっていろんな事が詰まっているんだなと思った。
そして深夜特急のポルトガルのシーンでは、少し檀さんの影響を受けていたのだろか?
と少し思った。
次は檀一雄の視点で。「火宅の人」読みたい。明日にでも読みたい位!
私は「檀」を買ったのは2001年らしい。他にも買ったまま読まずに本棚に並んで
いる本が少しあるけど。この前実家で見つけて読んでみようかな、と思って持って
帰ってきた。
沢木耕太郎さんが檀一雄さんの妻・ヨソ子さんの元を訪れ1年ほどかけて
インタビューを続けて、妻の視点で「檀一雄」を描いた作品。
私は正直言うと娘さんの檀ふみさんしか知らなかった。
淡々と人生が進んでいくけど、読んでいくうちにその世界に惹き込まれた。
沢木さんの手法かもしれないけれど、檀一雄に惹き込まれていった。
愛人との暮らし、息子の病気(後に亡くなる)海外を放浪したり、と自由奔放に見える。
しかし太宰治、川端康成、井伏鱒二などはじめとする文豪との交流、様々な
エピソードを見ていると憎めない、強い魅力を感じる人であった。
檀一雄の代表作といわれる「リツ子その愛」「リツ子その死」は前妻リツ子さんの
ことや闘病生活が描かれ(檀さんに看取られた)もう一つは「火宅の人」は愛人と
の生活が描かれているという。
読んでいくうちに胸がつまりました。深い、良い話だった。
人の人生、平凡に見えたっていろんな事が詰まっているんだなと思った。
そして深夜特急のポルトガルのシーンでは、少し檀さんの影響を受けていたのだろか?
と少し思った。
次は檀一雄の視点で。「火宅の人」読みたい。明日にでも読みたい位!