またたび

どこかに住んでいる太っちょのオジサンが見るためのブログ

さようなら  表情はまるでアイボリー

2010-02-16 08:00:59 | ツッコミ待ち
別れは時間が経つにつれ、痛みを伴うものだ。

じんじんと痛みが姿を現したときに、
僕はもうそこにいないことを確かめることが出来た。

いつから一緒だったのだろう、気がつけば僕の側にいたんだ。

離れることもなく、四六時中僕の傍らに居てくれた。

居なくなってから、その存在意義を知ることになるだろう。

僕はまだ、その実感がわかない。

もう戻ってこないけど、僕は感謝している。

ありがとう。今まで僕のために本当にありがとう。

そして、感謝と共に謝りたい。

別れを選択したのは僕の方からなんだ。

僕がしっかりしていれば、別れずに済んだんだ。

ごめんよ、本当にごめんよ。

別れの時は感覚が麻痺していた。

痛みという感覚を遮断していたんだ。

何が起こっているかわからない。

でも、この感覚は初めてじゃない。

まるでデジャヴのようだ。

いや違う、過去に経験しているんだ。

この別れは経験済みだ。

痛みは麻痺していたけど、聴覚は麻痺していなかった。

聞こえたんだ。

別れの時に聞こえたんだ。

鈍い、骨の軋む音が。

ギシギシ
と思い出したくもない音だ



数分のうちに音は止んだ。




こうして左上の親不知が無事抜けた。

残る親不知は左下の一本のみ。。。






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本来ならディズニーの続きを書く予定でしたが、
昨日歯を抜いて、どうしても書きたかったので、
ディズニーの話を飛ばして書きました。

明日は引き続きディズニーの話です。





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