・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

愚報山脈:30

2018年03月15日 | つぶやきの壺焼

情はまことに厄介なものです。

情けは人のためならずを地でいってやり過ぎれば、だれのためにもならない結果を生むこともあります。
紙風船は押せば凹みます。
上質の丈夫なゴム風船は押してもすぐ元の形に戻りますが、とがったもののひと突きではじけてしまいます。

風船をはじかせて楽しむメディア、それを見て手をたたいて喜ぶ赤ごのような人びと、見方次第ではのどかな風景にもなります。
見せるほうも見るほうも、それが愚報であること、もう一つ外側から見ている目のあることには、なかなか気付きません。

どこかの国に飲み込まれる日が近づいてくる風のようなものに、背中の寒さを覚えます。

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