・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
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こんなのもある もう一種:5 ばれんたい・ん

2018年03月21日 | つぶやきの壺焼

文書の改竄がしきりに問題化されます。

自分で書いたこの唯一行に、疑問に思うことが二つもあります。
一つは、改竄されたものが大きな顔をして出張ってくること、もう一つは問題にならないことが問題に化けることです。

改竄の竄は、穴に潜り込む、穴の中に押し込めるという意味で、改竄は公の場に引きずり出さないようにして文書を変えてしまう行為です。
契約にかかわる文書のようなものの中身を変えてしまうのは確かに悪事です。
しかし、契約文書は公開を目的として作られてはいるものではありません。

公開されるものに変更の事実があれば、それは改竄ではなく編集か修正でしょう。
出して見せるものでない文書を引きずり出して、改竄されたと言いつのることには、どこかしっくりこないものがあります。
文書が使用される状況に合わせて編集されたことを、改竄と呼べば、文字の印象の悪さも手伝って、いかにも悪事であったかのように受け取られます。
いま流されている報道をさらっと見たり聞いたりすると、文書を書き換えたそのことが問題にされているように受け取られます。
出して見せるものでないものを公開して騒ぎのたねにすることにこそ、その方法のどこかに悪事の魂胆が織り込まれているような気がします。

国有地が不当に安い値段で売却されたとすれば、それは問題でしょう。
国会でその問題を追及するのであれば、個別の詮議ではなく、同様のことがほかにも行われてないかどうか調査をし、制度の手抜かり、扱いの粗略など、良くない点を改めていく道を明らかにし実現させて行かせるのが国会の役割ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

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