・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

二度めの忘年会

2014年12月07日 | つぶやきの壺焼

一度出ればもう一度、忘年会には不思議な魅力があります。
忘年会参加回数の統計をとったら、0~n回の分布がどうなるか、興味が持てそうです。

昨日は今年の二度目でしたが、一度目のときに見つけものがありました。
その店では、それぞれの鍋に固形燃料を使っています。
煮えたころに、鍋の火を止めましょうかと、店の人がいちいち尋ねては消すという面倒なことをしていましたが、消火スプーンを客席に置かないことにもなにか理由があるのでしょう。
程よい酔い心地のとき、ちょっと思いついて、いったん消した燃料に、もう一度点火を頼んでみましたが火が着きません。
固形燃料は、燃え切ってなくても次には着かないものなのか、それも不思議です。
「着かなければいいよ」とそれで終わるつもりでした。

けれども多少の心残りもあって、隣の友人と「このあとどうなるかで店の一流か三流かがきまるぞ」「ふーん、そうかい」と話しているうちに、新しい固形燃料を持った別の人が来て「お待ちどおさま」と火が着き、残った酒も鍋に入って、美味いおじやのできあがりということになりました。
隣人の反応は「なるほど」、それで二度目にも出る気になったというわけです。
もちろんグループも店も違います。

これは、大げさに言えば、ある種の比較文化論です。

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